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社内研修での体験 トップガン

2023年08月25日 09時00分00秒 | 雷日記

こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 昨日、IBMでの社内研修について書きましたが、もう一つ、映画「トップガン」は、女性の講師と「マーベリック」トム・クルーズが恋仲になる話でした。 自分では戦闘機の操縦などできないのに、偉そうに講師になる。。これを体験したことがあります。テクニカル・ライターをしていた時代、米国で開催された「分かり易いマニュアルを書く」と言う研修に参加したことがあります。受講生は当然、全員IBM社員、講師役はハイテク専門の教育会社の方でした。この講師の方、専門は原子力発電所の運転や米軍の戦闘機パイロットに空中での格闘技を教えているとのことで、「では、あなたもパイロットなのか?」と聞くと、答えは、NO。戦闘機に乗ったことなど一度もないそうで、それがどうして強者の戦闘機パイロットに空中戦のことなど教えられるのか?

 「その道の専門家」を SME(Subject Matter Expert )と呼び、SMEは、その道の達人であっても、その技を他人に伝える事には必ずしも得意ではない。 そこで、この「研修の達人」は、SMEからその技のエッセンスを聞き出し、それを万人に分かり易い形にして伝えることの専門家だというのです。 いかに人を効率よく教育するか? と言うのは第二次大戦が始まりそうな時から米国で実践されてきた「教育工学」で、当時はテレビも交通機関も今ほどではありませんから、海など見た事もない内陸部で育った青年でも、短期間に立派な海軍の水兵に育て上げる。自動車さえも運転したことのない若者を大量に戦闘機パイロット、整備員に短期間に育て上げる。。そのために「教育工学」なる方法論が組み立てられ、実践されてきた一部として、このようなハイテク教育専門会社があるのです。

 漫画は日本のお家芸と思っておられる方が多いのですが、私の手元にある1冊の本、B-29爆撃機の乗員に対して全てイラスト(漫画)で、その役割を説明したものがあります。 この1冊を読めば、明日からでもB-29の乗員として機能を果たすことが可能なように見事なイラストで解説されているのです。これは、日本のマンガが誕生するはるか前のことです。 米国人と言うのは、下を見ればトンデモナイ、アホが多い国ですが、上を見ればこれまた、トンデモナくできる人も多く、日本が絶対に追いつくことができないポテンシャルがあります。

 このコースは、コロラド州のボルダーで開催されました。ロッキー山脈の上の方にある都市なのですが、宿泊したホテルの名物が「シュリンプ・ボール」、器一杯にエビが山盛りでした。海辺の町であれば産直のエビもあるでしょうが、こんな山奥の高地で何でエビなのか? 当時(約40年前)でも、日本にも冷凍食品はありましたが、現在ほどは一般的ではありませんでした。 こんな山の上まで新鮮なエビが大量に廉価に補給されている。。。というのも驚きの一つでした。

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