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高次元空間を見る方法  小笠英志  ブルーバックス

2020年05月07日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 何処にも出かけられない連休で良いのは溜まった本をジックリ読めることです。 本書は、数学の「次元」の話で、日常生活に於いては「次元の低い話だね」とお叱りを受けることものある「次元」とは少々異なります。 日常生活の中では、次元は高い方が良く、低いものは低俗と見なされるようです。 数学の世界でも3次元の空間ではできない事が、4次元で考えれば可能になることもあり、次元を高い所に切り替えるのは必要なことです。 実生活では、相手の次元に引き込まれることもあり、最近、次元の低い争いをしていますが、数学の「次元」の話であれば、この小笠先生の分り易い説明で比較的容易に高次元の話を理解することができます。

 日常生活においても、視点を変える事は大事で、見る角度が異なれば同じものでも別なものに見えます。 数学における次元の話、小笠先生でさえ200ページを要しているのですから、この短い数行のブログ出説明できる訳はないのですが、要するに、ある n次元のセットに対し、別の軸でスイープすると(n+1)次元になるということで、 10次元でも20次元でも同じことなのです。 これは身の回りにおいても、固定した軸に沿って考えるから、そこから脱却できずに、堂々巡りをする事はままあります。 現在の状況を全てひっくるめて、別の観点で考えると言うのが数学的にも一次元上の高次元で考えると言うのに近いかと思います。

 もっと簡単に言えば、TV番組では、スタジオでさえ、1カメ、2カメ、3カメなど複数台のカメラからの視点を切替ながら構成しています。 1台だけのカメラではなく、常に複数台のカメラから、視点を変える。 これが大事です。 日常の悩み事は数学の世界よりは複雑怪奇ですが、考える方向性を変えるために今までと異なる軸を設定すると言うのは非常に参考になります。

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