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特許 「公開特許公報」と「特許公報」の違い

2020年05月01日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 知財に興味のある方には、当たり前すぎることですが、新しいアイデアを特許にしたいと特許庁に出願しますと、その内容が18か月後に「公開特許公報」と言うタイトルで公開されます。 この段階では詳細な審査は行われていなく、特許として認められてはいません。 この後、特許庁による「審査」を期限内に請求し、審査されて認められると「特許公報」が与えられ、晴れて特許権が確立します。

 数年前、弊社にアンドラ国のある会社が、「発明者から全ての権利を譲り受けたので、パテント料を支払え」と、この「公開特許公報」を弊社に持ち込んで来ました。 この発明、公開までの過程は経ましたが、その後、期限内に請求審査まで進みませんでしたので、その後は公開された公知の事実となり、新しいアイデアではなくなりますので、以後、そのままでは特許になりませんし何の権利もありません。 そういう仕組みを知らずに「公開特許公報」を直訳すれば、「特許になったから公開された特許のお知らせ」のように理解されたのでしょう。

 弊社、特許になってはいないのですが、それを発明した方をリスペクト(尊敬)し、この方にはお金を支払いました。 権利への対価ではなく、ただのリスペクトとしてです。 ところが、事業譲渡を受けた会社は、発明者の受けた権利は全て自分たちが受け継いだのであるから今後は自分たちに支払えと要求してきたのでお断りしました。 譲渡により権利は移転したでしょうが、リスペクトまでが移転するかどうかは、受ける方の品性に関わることで、権利でもないものの権利を堂々と主張するような行儀の悪い方をリスペクトすることはできません。 権利化されていないものを権利と思い込んでそれを買った方が、調査不足なのです。 

 この会社、事業譲渡を受けたのであるから、事業譲渡をした会社の会社の過去の事実、歴史まで全て譲り受けたつもりのようで、弊社が日本で設置した事例まで自社が譲り受けたつもりで、弊社の設置事例をこの会社の自社の設置事例としてホームページにその動画を使用し続けています。  先日、ブログに書きました「人の褌で相撲を取る」とは、この会社のこの行為の事です。 弊社はこのことで警告書を送付しましたが(弊社のHPを参照ください)、誠実な回答は得られませんでした。

 牛久大仏も地球深部探査船「ちきゅう」も、弊社のHPやYouTubeに弊社製品であるPDCE-Magnum が設置されていることは簡単に確認できます。 その確認さえせずに、そこに設置されている製品は譲渡された会社の製品であると主張しているのです。 何故、国産の弊社製品を設置したかと言えば、取付位置は船の一番高い所ですから、振動や風圧が大きく、また、雨水まで海の塩水が巻き上げられて降るような過酷環境の下でアルミ製の外国製品では耐久性に問題があるため、国産のステンレス製品を取付けたのです。 国産のものはステンレスの精密鋳造、外国製はアルミの丸棒からの削り出しで製造され、素人さんからは一言「工場」で済まされますが、工場の技術は皆それぞれ異なり、削り出しの工場で、鋳造製品は作れないのです。 日本製と外国製は、製造技術からして全く異なるのです。 弊社の営業において、牛久大仏と「ちきゅう」を両面に印刷したチラシがありますが、外国会社の動画を見た方が、弊社のチラシを見て、ここに使用されているのが弊社製であるか外国製であるかを質問する方もおられ、弊社は非常に迷惑を被っています。

 従来の伝統的な積極的に落雷を発生させることに対抗して、なるべく落雷は抑制しようとする動きは、弊社とこの会社なのですから、本来は「落雷抑制工業会」など作って協調し合うべきで、弊社はそれを望んでいるのですが、スペインでは伝統的な避雷針や落雷を積極的に招くESE避雷針が主流であり、落雷を招かない新しい製品によるビジネスは不調なのでしょう。 この会社、存在しない権利を買ってしまった悔しさを弊社にぶつけて、弊社を誹謗/中傷してくるのですが、そのような迷惑行為をただ受け入れる訳にはいきません。 争いは好まないのですが、法的にはキチンと、かつ、一切の妥協をすることなく徹底的に対処する所存です。

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電話 045-264-4110
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