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無人機による攻撃

2013年10月31日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

無人機による攻撃で民間の犠牲者が出る中、無人機の使用についてのが議論が始まったとの事ですが、無人機であれ有人機であれ区別することなく、無人機による偵察や攻撃は敵対行動として、少しの妥協もするべきではありません。身元を隠しての無人機の隠密行動を発見した場合、身元が確定次第、即宣戦布告位の厳しさで対抗すべきです。

パイロットという大切な資源に人的被害が無いからと言って、無人機で繰り返し侵入を試みる相手に少しでも甘い顔をすれば付け上がるだけですから、無人機による領空侵犯は即撃墜との世界的な共通認識が欲しいものです。かの大国は、領空侵犯していても自国の無人機を撃墜したら戦争開始だと脅しをかけていますが、いつもながらの図々しい主張です。

米軍では多種の無人機を運用していますが、空軍で使用している大型のものは無人機と言えども小型旅客機程度の大きさがありますからパイロット資格の人が操縦します。陸軍や海兵隊では模型ラジコン程度の偵察用ですから戦場の兵士が操縦し、無人機の操縦といってもピンキリです。

半年ほど前に、無人機による攻撃で成果を上げたパイロットへの勲章の創設を提案したバネッタ長官でしたが、米国本土の安全な家に住み、安全に基地に通勤しながらの攻撃による功績は、最前線で命をかけて戦っている戦士の功績と同列にするなという退役軍人【この方たちの時代には安全な戦争などありませんでしたから】からの強い圧力で無くなりました。自分は安全な所に居ながらTVゲームのように実際の攻撃を仕掛けての勲章は、「ニンテンドー勲章」と揶揄されていました。

高度1万mを飛ぶ無人機は地上からは見えもしませんが、地上の様子は無人機から衛星経由でリモコン操作をしている側には鮮明に見えミサイルを発射しますが、攻撃される側の地上からは何の手出しもできません。技術力のある富める国が安全な自国内から貧しい国の国民を犠牲にしながら無人機で攻撃を仕掛けているのは、持てる国と持たざる国との世の不公平の縮図のようにも見えます。

しかし、特定の兵器だけ禁止したところで何の役にも立ちません。自国の兵士の犠牲を最小にするという観点からは、これが方向性の一つであることは間違いありません。日本としては遠慮せずに、これぞハイテクが生かせる技術ですから無人化はあらゆる所で推し進めるべきです。

無人機は空軍、陸軍だけでなく、艦載機にも無人機が登場し、空母への自動着艦なども成功していますし、護衛艦のような艦船にもヘリコプターの無人機が開発され実用化されつつありますが、これは歴史が古く「ダッシュ」と呼ばれた魚雷を抱えた無人ヘリは何と50年も前に海上自衛隊で使用していた事があります。

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