雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

グーグル・カー

2012年10月04日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ネバダ州に続いてカリフォルニア州でも認可されたそうです。アメリカの動きは柔軟です。ハイテク製品を普及させるためには、規制するのではなく、ドシドシ取り入れて行く柔軟性が大事です。グーグル・カーとは、トヨタのプリウスをベースにした車で、お馴染みのストリートビューや、レーザによる三次元測定の技術を融合して、望みの目的地まで車で勝手に自動運転で連れて行ってくれるのです。今のところ、運転免許所有者が運転席に着く事を条件にしているようですが、ハンドルに手を置くことも無く、自動運転をただ見ていればよいのです。これでは眠くなって運転席にいる意味も無いのではと思いますが。。飲んで寝ていても家に連れて帰ってもらえるのはありがたいですね。夢の世界の物語が実際に始まろうとしています。公道での自動運転による走行を認めるのですから、太っ腹ですね。日本では「セグウェイ」【電動立ち乗り2輪車】さえ、公道での使用は規制されているかと思います。

物事全て、長短があり、米国の広さは羨ましくもありますが、移動手段の無い場合にはとてつもなく不便で、狭くてゴチャゴチャとしていても日本の駅前商店街の方が生活には便利です。米国は都市部でさえ車が無いと不便ですから高齢化が進む中、高齢者が運転するより安全に自動運転の車で自宅とショッピング・モールの間を行き来できればこんな便利な事はありません。

自動運転の始まりは、イラクで軍用の輸送トラックの隊列が手製爆弾の被害に合う事が多く、軍用トラックの無人化を目指したことです。米軍は、車両の無人運転の競技をモハビ砂漠で始めました。最初は完走できる車がなく、カーネギーメロン大学、スタンフォード大学などが完走を競っていましたが、このような競合で技術は進歩し、砂漠のような道なき道でも安全な経路を探し出して自動運転する事は普通にできるようになりました。キチンとした道路上の走行ですから砂漠の無人運転よりは遥かに楽でしょう。

新しい事を最初は予算のある軍【国防省】が民間に呼びかけて競技を催し、参加する大学は限られた予算の中で民生用の機器を用いて開発し、実用にいたる。インターネットの歴史と同じような形で政府が種をまいて、民間が育てる。新しいものを規制して押さえるのではなくて、積極的に社会に導入する。アメリカの社会全体で新しいものに挑戦していく力は大したものです。日本の閉塞感は、経済の低迷だけでなく古い規則を守り抜く自縄自縛も原因の一つです。

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