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潜水艦映画「クリムゾン・タイド」

2012年10月02日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日曜日にTVで見た映画です。核ミサイル原潜の中で艦長と副長が核ミサイル発射に関して対立する話です。艦長と副艦長の対立と言う構図は古くは「ケイン号の反乱」と言う名作もありましたが、この映画では核ミサイル発射の暗号指令を確認する手続き、発射に至るまでの手順などミサイル発射が暴発しないような手順など、非常に興味深いものがありました。

軍隊と言えば、ピラミッド組織の代表ですが、副長が艦長を解任できる仕組みがあり、米国は組織の作り方が上手です。艦長が常に正しいとは限りませんから、艦長が異常をきたした場合には、上級士官の賛同を得て副長が艦長を解任できるのです。艦長の命令は絶大ですが、副長が艦長の命令を復唱して艦内に伝達するのもただ復唱しているのではなく、副長の承認も意味していて、常に副長によるチェックが行われてから艦内に命令が下されるのです。副長は、艦長の命令に異議があれば復唱を拒絶でき、その場合には命令が成立しないのです。副長の立場、難しいですね。イエスマンであれば存在する意味がなく、だからと言って艦長の命令に対抗するには、よほどシッカリとしたロジックがなければなりません。

一度出航すれば陸上とは隔離された閉社会。その機能をできる限り正常に保つための制度でしょうから陸上で活動するの普通の会社には応用できない制度ですが武力が勝手に暴走しないように組織自体に自己補正する機能を持たせているという点で参考になります。

その他、海中での通信には超長波を使いますので、そのアンテナを伸ばしたり、魚雷攻撃に対してデコイ【おとり】を発射してかわすとか、潜水艦ファンにとっては一場面も逃すことのできない映画でした。

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