講話と法話

こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

私、自衛隊関連のある会に所属していまして、毎月、会報や新聞が配布されますが、その中でもたまに色々な「講話」の案内があります。民間では「講話」という言葉はあまり聞きませんので最初は少し違和感がありました。「講義」「講習」の「講」ですから、「講話」というのは、「講習」ほどではないけれど何かを教えるお話しの会と理解しています。民間では「セミナー」の方が一般的でしょうね。。防衛技術とか国際情勢の分析とか専門性のある話題でなら「講話」はあり得るでしょうが、今更「選挙」についての「講話」はダメですね。発展途上国で選挙制度が始まったばかりであるならともかく、組織的に人を集めてチョット上から目線でものを言う話題が選挙では。。。軍隊の中では、上の職位のものが下の者に話しをするのは「講話」なのですかね。。軍隊と言うのは階級社会でないと機能しませんから上下関係は厳しくても仕方ありませんが、関係者の親戚筋まで集めて偉そうに選挙について「講話」するというのは時代錯誤でしたね。デモ、これが個人の責任にされるのも気の毒です。。。軍隊組織ですから、勝手に個人がするはずがありません。上からの命令でやっているのに、こういう時は本人の更迭、トカゲのしっぽ切りで終わるのでしょうね。。

寺院の実務誌である「寺門興隆」と言う雑誌があります。この付録に、住職の研鑽のための「法話」集がついてきて、短いながら良いお話しがいくつも載っています。その一つを紹介します。　田中治郎さんが紹介する坂村真民さんの詩です。

光と闇

光だ
光だ
という人には
いつか光が射してくるし

闇だ
闇だ
という人には
いつまでも闇が続く

「講話」よりは「法話」のほうが分かり易い話しが多いようです。

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