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放射能のタブー 副島隆彦 KKベストセラーズ

2011年11月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

副島隆彦さんの著書は、マサカ!と思わせるような奇抜なご意見(裏情報)が多く、失礼ながら、面白いけど「またホラ吹いている」位の印象がつよかったのですが、今回の「放射能のタブー」は、多くの部分で共感できます。キーのメッセージは、「微量の放射線は心配ない」ということです。世界中の自然放射線の強い地域では、福島程度の放射線はいくらでもあります。リウマチに効くといって、ワザワザ放射線にあたりに来るのです。秋田の玉川温泉、鳥取の三朝温泉しかりです。放射線に限らず、微量の毒素も免疫システムを活性化させるというのは動物界には見られる現象です。

一度に摂取する、あるいは浴びる量が問題であって、例えば、塩、砂糖でも一度に1kgを摂取したら健康障害か死亡事故になるでしょう。線量計は時間当たりの数値で示されますが、それを24x365倍して年間の被爆量としてしまう所にトリックがあります。24時間、365日をホットスポットの真上で暮らす人はいないので、8760倍された数字に怯えることは無いのです。微量放射線は健康に問題ないと言う調査結果は、福島での事故以前から出されています。事故後のいい訳ではありません。

本当は、安全であるのに危険であると住民を追い出し、20km圏内を放射線汚染物質の最終処分地としようとする企みは、結果から見るとそうなるかもしれませんが、事故発生当時のドタバタをみると、そこまで冷静に計画した人がいたとは思いにくいです。六ヶ所村の再処理工場も貯蔵設備は満杯に近く、今回は事故を起こした炉の廃材の処理などもありますから、福島第一をそのまま最終処分地にというのは当然と言えば当然なのかもしれませんが、それで故郷を追われる人には気の毒を通り越した思いがあります。

しかし、線量計を買い込んで放射線パニックに陥ると、うまくこの企みに利用されてしまうことになります。線量計を買い込む前に放射線の影響について色々な意見を聞いて自分で判断することが必要です。

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