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中国海軍は勉強熱心です

2011年08月14日 21時13分54秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日の中国の空母「ワリャーグ」については誤解がありました。ソ連の同型の「アドミラル・クズネツォフ」でスホーイSu-27 の艦載型 Su-33 がカタパルトなしでスキージャンプからの発艦実験に成功しています。着艦は、垂直着陸でなく通常空母と同じく拘束着艦です。

中国は、1985年にオーストラリアから空母「メルボルン」【2万トン】、1993年から1997年まではロシア海軍の「キエフ」と「ミンスク」【4.4万トン】をいずれもスクラップですが購入して綿密に調査し、今度の「ワリャーグ」【7万トン】は4隻目ですから、まるで明治維新以後の日本海軍のように海外の技術を学びとることに熱心です。

この軍拡の方向性については「異議あり」ですが、国としての長期戦略の中で、20年以上をかけて4隻もの空母を外国から買い入れ、しっかりと外国技術を学び取っているのは立派です。どこぞの国のように「技術は一流」などと言う盲信に安堵し、長期戦略のないまま政局をもてあそんでいるのと比べれば、比較的早い近未来で力関係に差が顕著に表れても不思議ではありません。日本を取り巻く国々がどのような動きをしているか。。。我々はもう少し敏感になってもよいのでは??

また、国家の指導力と言う点でも長期を見据えた戦略を着実に実行しているのは見事です。思いつきで、エネルギー戦略を語り、原発の運転もワザワザ混乱を引き起こしている方も見習うことが多いのでは?

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コメント (1)
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