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最近の自衛隊写真(Kさんアーカイブ・海自編)

2022-05-22 | 自衛隊

渡米がわずか11日ということで何かと忙しい間を縫ってお送りするのは、
許可をいただいた上でいつものKさんシリーズです。

説明文は全てKさんのメールから拝借したものとなります。



まずは横須賀写真から。
冒頭は米海軍のイージス艦USS「ベンフォールド」。
長い航海から帰ってきたばかりだったそうです。



わたしも一度乗せていただきました。
接待が主任務の特務艦、艦番号91「はしだて」。



いつもは横浜にいて時速80キロで進む
アメリカ海軍の双胴輸送艦USS6「ブランズウィック」。



これは珍しいですね。
Kさんは横須賀軍港を定点観測されていますが、
「ブランズウィック」始め、この日は珍しい艦ばかりだったとのことです。



去年の11月に日本に寄港したドイツ海軍のフリゲート艦「バイエルン」。

2021年8月にドイツを出港し、ソマリア沖のアデン湾で
派遣海賊対処行動水上部隊として派遣されていた
護衛艦「ゆうぎり」と共同訓練を行い、訪日後は関東南方海空域において
海上自衛隊護衛艦「さみだれ」と日独共同訓練を実施し、
東京国際クルーズターミナル(東京都江東区)に寄港したところです。

独海軍艦艇が日本に寄港するのは約20年ぶりということで、
岸信夫防衛大臣の視察も行われました。

「バイエルン」は当初中国に寄港することも計画していましたが、
中国政府は本艦の上海入港を許可しなかったそうです。


この寄港でいつものように「対番」を務めたのは護衛艦「さみだれ」でした。
母港の呉から出動してきたんですね。

「バイエルン」は日本を出航後、対北朝鮮制裁を定めた
国連安全保障理事会の決議に基づく「瀬取り」の監視活動も行いました。

また、2022年1月、再びアデン湾において「ゆうだち」と共同訓練を実施し、
クロスデッキ、戦術運動、近接運動を訓練したそうです。


フランクフルトを背景にフランクフルト。


昨年12月の横須賀だそうです。

「いせ」と「いずも」の全通甲板コラボ、米艦含めて溢れんばかりの横須賀港。
戦闘艦だけで20隻を超えています。
🇯🇵🇺🇸世界最強艦隊、集結。
(原文ママ)


このときのKさんの出撃のいでたちは五航戦瑞鶴で。
(ハワイ攻撃シリーズは自粛したとのこと)



昨年12月の横須賀から見える富士山。



このとき1ヶ月近い訓練を終えて帰ってきた艦たちだそうです。
手前から「あさひ」「はるさめ」「おおなみ」「あすか」。

「あすか」は試験艦となります。


左から「むらさめ」「やまぎり」?
一番右は・・・何かわかりません(; ̄ー ̄A 



潜水艦(見たらわかる)。


RR。

「夜の飲み屋横丁は海自の乗組員だらけのことでしょう」

とのことですが、このときはどうだったかなあ。
まだ自粛っぽい雰囲気じゃありませんでしたっけ。



「間違いを探そう」というタイトルです。

この写真も昨年の12月4日(かな)。
軍港巡りの観光船にようやく立ち見客が見られたそうです。

ここからはお正月に当ブログでも紹介したものですが、
もう一度。


昨年12月31日の横須賀軍港の様子。
潜水艦の環境にも正月飾りをかけるんですね(驚き)
みかんとかついてるのかな。

車の正月飾りはいつの間にか姿を消しましたが・・。


「いずも」甲板には黄色いラインが描き加えられたとのご報告。
これはF35戦闘機発着用とのことです。



ロービジ化された「あまぎり」とされてない「むらさめ」。




ロナルド・レーガン先生と比べれば「いずも」もかわいらしく見えます。

ここからは今年3月下旬の横須賀港です。



新造イージス艦の「179まや」「180はぐろ」。



「まや」。
Kさんもおっしゃっていますが、かなり前の「こんごう」「あたご」に比べ
シャープなシルエットになっているのがわかります。



「はぐろ」お食事中。
  


ちょうど「てるづき」が出航するところだったので、
「航海の安全」を熱く祈願していたら・・・・、





10分後帰ってきたそうです(笑)
まあ、入出港訓練でも「航海」に違いはなし。
Kさんの祈願が通じて無事に帰ってきたということです。


アメリカ海軍第7艦隊「タイコンデロガ」三兄弟。
年季の入り方が凄まじい。


3月31日、この日の横須賀基地です。



今年は桜が早かったので、満開からは少し過ぎた頃でしょうか。



「長門の碑」のところの桜は美しいですね。



さて、ここからは3月31日に送っていただいた「横須賀基地離任式」。
年度末恒例の隊員・事務官人事異動に伴う離任式です。



基地司令訓示が終わって敬礼する寸前の雰囲気です。



「帽振れ」。



「帽振れ」はいつ見ても、どこで見ても、どんな瞬間でも感動的です。



ここからはその翌日、「いずも」にヘリが着艦しているところ。






普段、横須賀所属艦艇は館山基地のヘリを房総半島沖海上で乗せるのですが、
横須賀停泊中の「いずも」への着艦は初めてでした、とのことです。



さて、この斬新なシルエットは?
そう、新造艦「くまの」です。
艦番号が「2」というのも感動的ですが(何がだ)、
艦種のFFMがフリゲート+機雷(MINE)を意味するというのが新しい。



いやー、これは何から何まで新しいわ。
シンプルイズベスト。
日本の護衛艦もだんだんアメリカのに似てきましたか。



全体を見るとかなりツルッとしていてこれはステルス効果も抜群?



どこから見ても角度がおかしい(笑)

Kさんによると「プラモデルにするとつまらなさそう」。
わたしは作る人じゃないのでその辺はわかりませんが、
作るのが簡単になるというメリットはあるんじゃないかな(ドヤ顔)


というわけでKさんアーカイブより海自編でした。
アーカイブの開示をご許可くださったKさんにお礼を申し上げます。








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3 Comments

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「ブランズウィック」 (お節介船屋)
2022-05-23 10:44:21
遠征用高速輸送艦「スピアヘッド」級12隻の6番艦、16隻建造予定ですが12隻で終了とも言われています。

「ブランズウィック」T-EPF-6 2016年竣工 艦番号Tが付与されていますので軍事海上輸送部MSCが運航しています。

オーストラリアの造船所オースタルが得意とする高速船のカタマラン船型であり、トリマラン船型が沿海域戦闘艦「インディペンデンス」級です。(沿海域戦闘艦はジェネラル・ダイナミクス社設計)

オーストラリア、フィリピン、米モービル等数か所に造船所があり旅客船を数多く建造しています。

日本もJR九州がトリマラン船型の「クイーンビートル」を日韓連絡船として購入しましたがコロナ禍で就役できず国内船として運行することとしており四苦八苦状態です。

オーストラリアの高速船メーカーがもう1社あり、インキャット タスマニアで日本でも青函連絡用に「なっちゃん」級2隻を購入しましたが採算が合わず1隻は台湾売却、1隻は時々陸自の車両運搬等に使用されています。

スピアヘッド級は戦域内等比較的短距離輸送が主任務で、当初の艦種名が統合高速輸送艦JHSVでしたが2015年現艦種となりました。
オースタル社の101m型双胴船の発達型でモービルの同社造船所で建造されました。
船体は軽合金で写真からも無塗装とされているのが分かりますが腐食管理が必要です。
大きくみえますが満載排水量2,400t、全長103mです。主機はディーゼル4基、48,800馬力、ウオータージェット4基、速力43kt、乗員41名
搭載量はあまり多くなく兵員312名、機材545tです。

横浜にいるとは思いませんでした。「アルゴン」級車両貨物輸送艦等から機材、車両等を分配され短距離を高速往復輸送で使用されるので横浜に居るのは?
参照海人社「世界の艦船」アメリカ海軍
返信する
ぶんご (お節介船屋)
2022-05-23 13:22:41
>一番右は・・・何かわかりません(; ̄ー ̄A
掃海母艦「うらが」型ですが射撃指揮装置や76㎜砲を搭載していますので2番艦「ぶんご」でした。呉から来航していたのですね。後方左遠方に「うらが」も写っています。射撃指揮装置が台座のみでないのが分かります。
ロービジ塗装でわかり難くなりました。

護衛艦「くまの」は左舷斜め舷梯を下げてその下に作業艇が写っていますが後部に作業艇を搭載しており、後部開口部を開けて、作業艇を搭載している動画がアップされていましので添付しますので見てください。
架台が出てきて簡単に搭載されていますが省人化に合った装置ですね。

https://www.youtube.com/watch?v=JxuD2D0DcZ8

なお4月28日竣工の「もがみ」も横須賀の掃海隊群配属となり5月入港しています。
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変わる海上自衛隊 (Unknown)
2022-05-23 19:18:45
コロナ禍が収まって来たので、イベントは復活して来ています。この土日は、三年ぶりにカレーフェスが三笠公園であったし、その前には舞鶴基地で入場制限なしの一般公開がありました。

ビックリしたのは、この土日に米軍横田基地の開放があって、その最中にバイデン大統領がエアフォース1で来日しました。お客さんがいる中ですよ。さすが世界帝国の余裕(笑)

もがみ型はEpoch-makingな船で、いろいろ大変だと思います。注目は「クルー制」です。3隻で隊を編成しますが、4クルー発令され、米軍のミサイル原潜のように、クルー毎に船を乗り換えます。3隻に4クルー配置ということは、1クルーは常に陸上にいて、休みか陸上で訓練中になります。船の稼働率を上げようという試みです。

現在の護衛艦の定数は、機動運用の4個護衛隊群(32隻)と沿岸防備の5個護衛隊(15隻)で、合計47隻ですが「もがみ」型の登場で、54隻に増強(沿岸防備が22隻に増強)されます。

「もがみ」型は、船の形からして、足場なしに側面の錆打ちは不可能ですが、船毎に固有の乗員がいないので(恐らく)普段の整備も最低限で、造船所に入った時には、商船同様、整備は造船所に丸投げになり、乗員整備はなくなります。

新機軸も一杯あります。今まで自衛艦は、操艦者が艦橋中央に立ち、操舵員がその後ろに立つ形(「はしだて」は例外)でしたが「はしだて」と同じの商船と同じ形(艦橋中央に操艦者(操舵員)が座る)になりました。海上自衛隊は変わります。
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