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2009年 日本作品 113分 エスピーオー=マジックアワー配給
STAFF
監督:鈴井貴之
脚本:宇山圭子 鈴井貴之
原作:浅田次郎
CAST
賀来賢人 前田亜季 中村獅童 濱田マリ 音尾琢真
まず始めに…辛口レビューになります…。
監督とキャストを変えて作り直したらどうなるのか?観てる間こればかり考えてました。原作は未読だけど、素材はなかなかいいと思う。陸上もボクシングも独りで戦う孤独なスポーツ。陸上は鐘が鳴ったらラストスパートだけど、ボクシングは鐘が鳴ったら終了。何か良くない事に遭遇したら、雨に降られたと思えばいい。そんな所々心に響く台詞や設定があるのです。派手な出来事は一切無く、終始地味な雰囲気なのも人情ドラマには合ってる。
でもっ!でもっっ!!そのドラマに没頭させてくれるだけの力量が、キャストの演技にも編集にも足らないと思った…
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ベテラン贔屓と言われてしまうかもしれないけど、中村獅童が独りでスクリーンを支えてる印象があった。そのお母さん役の佐々木すみ江さんも良かった。だから終盤の二人のシーンだけは思わずのめり込まされてしまいました。けど、あとの俳優、特に主役の和也(賀来賢人)にいたっては、「その走り方で選手?」と突っ込みを入れる事に必死で、物語に集中出来ない。
編集は、終始地味な作品と言っても、何度か山場はある。けど、上がりきらない内にシーンが突然変わって急降下
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人生は走り抜けるばかりではなく、ちょっと雨宿りも必要。そしてその後はまた少し強くなって再出発する。-作品のテーマはよく分かったんだけどなぁ。
メリハリまでもが地味だからなぁ~。笑
おひさー!
うーん、今書いたとき以来読み返してみたら我ながら辛口レビューだなぁ。(笑)
中村獅童の演技はすごく印象に残ってるんだけどね~。