pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

岳-ガク-

2012-10-01 16:21:20 | 邦画



2010年 日本作品 126分 東宝配給
STAFF
監督:片山修
脚本:吉田智子 原作:石塚真一『岳-ガク-』
CAST
小栗旬 長澤まさみ 佐々木蔵之介 石田卓也 渡部篤郎 石黒賢


■Story

雄大な北アルプス山系。誰よりも山を愛する男・島崎三歩は、ここで山岳救助ボランティアとして登山者たちの命を守っていた。
そんな三歩の暮らす山に、北部警察署山岳救助隊に配属されたばかりの椎名久美がやって来る。
同じ山岳救助隊の隊長・野田や三歩の指導の下、着実に成長していく久美だったが、実際の救助では遭難者を救うことが出来ない日々が続き、自らの未熟さに次第に自信を無くしてしまう。
そんな時、猛吹雪の雪山で多重遭難が発生、仲間と共に懸命の救助へと向かう久美だったが…。
allcinemaより)

■Review

 「絶対彼氏」に引き続き、最近読んでいる数少ない漫画が原作です。
漫画全編通しての、印象深いエピソードをピックアップして、ダイジェスト版にしたような作品。
でも、何だか素直に感動してしまった。
特に、ナオタとお父さんのエピソードには涙涙。:+.゜(*´□`*)゜.+:
ナオタ役の子、小林海人くんが、キャストの中で一番演技が上手だったように思います。
小栗旬は、先日「OD4」を観たばかりなので、真逆の役が観られて面白かった。

けど、原作では山の怖さと同じくらい、山の素晴らしさをも訴えてくる作品だったのに対して、この映画は、山の怖さしか感じ取れなかった。
原作者の石塚さん自身も登山愛好家というだけあって、漫画からは三歩の存在を筆頭に山への愛がこれでもかというくらい伝わってくるんです。
登山なんか、中学の遠足と修学旅行で高尾山と筑波山(しかも天候悪く、途中で打ち切りになった)しか経験がない自分ですら、「山登ってみようかな」なんて血迷ってしまうほど。(笑)
けど、この映画を観て思ったのは、「やっぱり山なんか行~かない!!」((;゜Д゜)ガクガクブルブル
もう壮絶なシーン多すぎ!
こんな感想は、石塚さんの本望じゃないかもしれませんね。(^^;)
ってことで、もう少し山のメリットも訴えてくる作品だったら、もっと良かったのになぁ~と思いました。


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