pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

マリリン 7日間の恋

2012-03-29 19:11:59 | アメリカ映画(ま行)



2011年 アメリカ/イギリス作品 100分 角川映画配給
原題:MY WEEK WITH MARILYN
STAFF
監督:サイモン・カーティス
脚本:エイドリアン・ホッジス 原作:コリン・クラーク『マリリン・モンロー 7日間の恋』
CAST
ミシェル・ウィリアムズ ケネス・ブラナー エディ・レッドメイン ドミニク・クーパー エマ・ワトソン


「マリリン・モンローについて、知っていることを挙げなさい。」と言われたら、
あまりにも有名なこのシーンと、、、

 よく、東京メトロ駅付近を歩くとこうなります。

モンローウォーク、セックス・シンボル。本名がノーマ・ジーン。
あ、あと、「夜は何を着て寝てるのか?」という記者の質問に、「シャネルの5番よ。」と答えたというエピソードだけ。
映画は一つも観たことない。この映画で興味を持ったので、近々見てみたいなぁと思った。

そんなモンロー初心者にとっては、いい入門映画だったと思う。これをきっかけに、私みたくモンローの作品に興味を持った人も多いと思う。

ただ、7日間の[恋]と言ってもいいものかどうかはすごく悩む…。
恋をしていたのは"サード(第三助監督)"であるコリン・クラークだけじゃない?
「コリン 7日間の恋」なら納得。って、それじゃ~誰も観ないけど。(・ω・o)
原題は納得なのになぁ。「マリリンとの7日間」で。
マリリンは救いを求めていたのだと思う。
「マリリン・モンロー」ではなく、「ノーマ・ジーン」として向き合ってくれる人を求めていたのだと思う。
「両親はいるの?あなたは愛されてる?幸せね。」とコリンに微笑むマリリンを見て、そう思わずにはいられなかった。

少し、「マリー・アントワネット」と感想がかぶる。華やかな立場でいつも人に囲まれている孤独。
私は華やかな立場じゃないけど、その孤独には激しく共感しちゃうんです(・ω・o)

コリンを「利用した」と言うには、マリリンはあまりにも純粋無垢。
利用したのではなく、マリリンなりの親しみを込めた接し方が、結果コリンのハートを掴んでしまった。
将来の話が出たときの、コリンとマリリンの温度差がそれを物語っている。
その温度差でコリンは一度マリリンに悪態をつくものの、出来上がったフィルムの試写を見てコリンもそれに気付く。

って、マリリン初心者の感想だけど~…。(;´д`)ノ
この映画を観た限りでは私はそういう印象を抱きました。

外見を似せてはいるけど、マリリンとミシェルは少し違う。
ミシェル扮するマリリンはセクシーよりも愛らしい。マリリンはどちらも持ち併せてるように思う。
けど、私が感じたような印象と同じようなことを、マリリンの側面として描きたかったのなら、大成功のキャスティングだと思います。

 

ところで、エマ・ワトソンが出てました。
ハリー・ポッターシリーズのハーマイオニー。大人になったねぇ!
シリーズ終っても順調に女優業を続けているようで、嬉しいです。
でも、小さい頃から知っている俳優が大人になるのを見るのって、何だか嬉しいような悲しいような気もしてくるのは何故なのでしょう・゜・(ノД`;)・゜・
これが親心というものなのでしょうか?笑
それだけ自分も年を重ねてるということなんだよね、それが悲しいだけか?苦笑

【字幕翻訳:戸田奈津子 おぉ。最近では珍しい…。戸田さん特有の言い回しを見た時、懐かしくて嬉しかった。笑】


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