pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

アバウト・ア・ボーイ

2007-09-01 14:40:00 | アメリカ映画(あ行)


2002年 アメリカ作品 100分 UIP配給
原題:About A Boy
STAFF
監督:クリス・ワイツ ポール・ワイツ
脚本:ピーター・ヘッジズ クリス・ワイツ ポール・ワイツ
CAST
ヒュー・グラント レイチェル・ワイズ ニコラス・ホルト トニ・コレット


最初から最後まで、劇的な事件も、どんでん返しも何もない。本当に最初から最後まで一本調子の、ある意味リアルな平凡な生活が描かれてる。んだけど、不思議と全然退屈な映画じゃありませんでした!むしろずっと彼らの平凡な生活を見守っていたかったよ

この作品が気に入った理由として、一番大きいのはヒューの魅力かなっ。ダメ男役で彼より右に出る者はいないなと改めて実感。。。親の遺産を食い潰して、お洒落な家具と洋服に囲まれながら(かなりのハイセンス)自由気ままに暮らしている無職の男なんて、聞いただけでイラッとくる人物設定なのに、ヒュー(ウィル)が現れれば、あのキュートさに「悔しいけど、カッコいい。。。」なと。(笑)それにウィルって性格も実は憎めないヤツ。彼の言い分にも「なるほどな。」と理解してしまうところがありました。自分と似てる部分もあるなぁ。
なので、ウィルの家に毎日毎日押しかける、前髪パッツンでちょっとおデブなマーカスには、最初「イヤなガキだなぁ」と。あたしも休日、DVDと食べ物をバッチリそろえて過ごす「自分だけの時間」が大好きなヤツなので、その時間を邪魔されるウィルのイラだちがよ~~~く分かるんだよねでも、二人で毎日ただ無言でTVを見て、しまいにはマーカスがチャイムを鳴らす前からドアを開けて待ってるウィルの姿にはちょっとホンワカしちゃいました。

そんな小さなホンワカとジーンを繰り返す作品でした。お気に入りの作品です
あ、でもこの映画のせいで、これからはコーヒーのCMで親しみあるあの曲を聴くと笑っちゃいそっ。(* ̄m ̄)

【字幕翻訳:戸田奈津子】

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