pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

雨のニューオリンズ

2012-06-04 20:03:51 | アメリカ映画(あ行)



1965年 アメリカ作品 110分 パラマウント配給
原題:THIS PROPERTY IS CONDEMNED
STAFF
監督:シドニー・ポラック
脚本:フランシス・フォード・コッポラ フレッド・コー エディス・R・ソマー
CAST
ナタリー・ウッド ロバート・レッドフォード チャールズ・ブロンソン ロバート・ブレイク ケイト・リード

※私の感想の変わり模様です。完全ネタバレ御注意。

①オープニング
はっは~ん!これはきっとステキなロバート・レッドフォードとこの少女の、年の差恋愛の話だな!?(*゜∀゜)=3
それにしてはちょいとこの少女に華がない気がしないでもないけど…。レッドフォードにかかれば画になるのだな!?

②アルバ(ナタリーウッド)登場
なんだこの自信満々女は。そうだ、レッドフォードよ。彼女をこてんぱんに言い負かしてしまえー。
他の男共と違って、色気ムンムンな女に惚れないところがカッコいいぞー!!(*゜∀゜)=3

③アルバ、何度もアタックするも、レッドフォードにいつも玉砕
ふはははは!いいぞいいぞー。こういう女は男に痛い目に遭うといいさー。ふははは!(←女の嫉妬?

④アルバとレッドフォード熱烈キス
ポカーン…( ゜ ρ ゜ )
結局レッドフォードも男か。
ってかいつの間にレッドフォードまで惚れてたの?

ってな流れです。
ってか、DVDのパッケージがナタリー・ウッドと二人で歩いてる写真なんだから、冒頭に出てきた少女、アルバの妹が相手じゃないって、すぐ気付けよ、自分…。(苦笑)

物語が進めば、アルバの複雑な家庭環境や葛藤が見えてきて、ただの自信満々&自意識過剰な女ではないということは分かるのですが、オーエン(レッドフォード)がアルバに惚れたきっかけが分からない。
それに、彼のやり方は本当に彼女を愛してたのか?と思わされる強引&単純っぷり。
レッドフォードの魅力をもってしても、好感のもてない男でした。
でもこれって、私が現在(いま)の価値観を持って観てるからかもね。
ラストも一筋縄ではいかない。T・ウィリアムズの戯曲が原作ということだけれども、なるほど。シェークスピアをも思い起こさせました。

でも、、、戯曲のラブストーリーって悲劇のエンディングが多いけど、主役のカップルに何の感情も抱かないことが多い。
かわいそうとか、幸せになって欲しかったとか、普通思いそうなもんだけれども、なんとも思わん。
なんか…そんだけ燃え尽くした(萌え尽くしたと最初変換されて、それでもいいかと思った(*ノ∀`*) )んだからいいじゃん。と。
今作も一番切なかったのは、お姉さんのボロボロになったドレスやジュエリーを身に纏い、姉の顛末を語るエンディングの妹の姿でした。

オーエンみたいな男に捕まるなよ~。お姉さんとは違って、幸せな将来を歩めよ~!


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