かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

夜の発熱

2010年07月30日 23時22分56秒 | 医者仕事
これは悪魔の呼び出し状である。夜の発熱ほどタチの悪いものはない。即刻ベッドサイドに行って、採血とレントゲンと各種培養をとり、抗生剤をempiricに始めるというのが鉄則だが、なかにはもちろんそうはいかなかったり、いくのに躊躇してしまう時間帯では思いきるのはなかなか難しい。
それはさておき、熱が出てしまいどこかの感染症かははっきりとしない。最初に知らせを聞いたときは寝耳に水で、あまり起こらないだろうと思っていた中での予備だったのでなおのことびっくりである。
何とか処置を済ませて帰ってきたら2時になっていた。時間があっという間に進むに違いない。