国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

北朝鮮とインドネシアの友好関係の謎:脈々と生き続ける大東亜共栄圏と第三帝国

2012年05月17日 | 韓国・北朝鮮
5月15日に北朝鮮ナンバーツーのキム・ヨンナム最高人民会議常任委員長とインドネシアのユドヨノ大統領が会談して、両国関係を強化していくことで一致した。表向きは核兵器を開発し日中両国を含む周辺国を激怒させているはずの北朝鮮となぜインドネシアが交流を深めるのだろうか?これは、インドネシアと北朝鮮がともに大東亜共栄圏の一員であることから考えると当然とも言える。 北朝鮮が恐らく日本の残置諜者である金策とその息子である金正日が建国・運営してきた国であることは元航空自衛隊将官の佐藤守氏が上記の講演会で述べている。そして、インドネシア独立には日本人義勇兵が深く関与するPETAが参加していることことからもわかるように、インドネシアは大東亜共栄圏の一員として日本人によって建国された国なのだ。ミャンマーやタイやビルマ、ベトナム、毛沢東失脚以後の中国など、東アジアの多くの国々は日本統治下の親日派やその子孫、残置諜者などによって運営されており、大東亜共栄圏は1945年以降も脈々と継続しているのだと私は考えている。これは、フランスや東欧諸国などがドイツにならってホロコースト否定禁止法案を制定してホロコースト捏造という連合国の最大の弱点を忘却させないというドイツの戦略に協力していること、フランスが第二次大戦後一貫してドイツとの連合を指向していることと類似している。日本とドイツが第二次大戦で無謀な二正面作戦を行いそれ故に敗北したのは、占領地域で日独への友好勢力や残置諜者を作り出すことで第三帝国・大東亜共栄圏を陰で維持することが最大の目的であったのだと私は考えている。 . . . 本文を読む
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