国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

武蔵小杉駅のJR線混雑悪化と小杉町3丁目東地区市街地再開発に隠された日本支配階層の戦略を探る

2016年08月22日 | 21世紀の日本の進むべき進路
恐らく日本支配階層は今後突然、大々的に横須賀線・湘南新宿ラインと南武線の混雑悪化をマスコミに取り上げさせるだろう。そして、それを理由に東海道貨物支線や武蔵野南線の貨物列車を削減させて旅客列車を走らせる計画と想像する。東海道貨物支線は短期間の工事でりんかい線の新木場まで直通可能である。神奈川方面から臨海副都心方面に向かう乗客は多くないと思われるが、それでも多少の混雑緩和は期待できる。また、工事に時間と費用はかかるが、田町付近から地下ないし高架によって北上させて常磐線またはつくばエキスプレスに直通させることも可能である。一方、武蔵野南線は現状では府中本町以南に駅が無い。しかし、京王線稲城駅付近・小田急線生田駅付近・東急田園都市線宮崎台駅付近で武蔵野線の線路の周囲には空き地が確保され、その部分に駅を建設するか、あるいはそこを利用して地下駅を建設することが可能である。最も市街地化が進んでいて地下駅工事が不可能かと思われる武蔵小杉でも、武蔵野南線のトンネルの上にあった旧マルエツ小杉店増設部分が取り壊されて広い歩道となっている。また、トンネルのすぐ南側にあるダイソーマルエツFC店や、その西側にある川崎信用金庫武蔵小杉店は小杉町3丁目東地区市街地再開発で取り壊しが決まっており、商業施設やタワーマンションが建設される予定となっている。この再開発と同時に武蔵野南線のトンネルを掘削してホームを建設する予定であろう。それらの新駅建設が可能になれば、東京メガループの移動が通勤時間帯でも高速化される。武蔵野南線に武蔵野線の列車がそのまま直通するなら、南武線の輸送力が事実上倍増し、混雑は劇的に解消される。このように、首都圏鉄道輸送は一見穴だらけだが、その裏では貨物線を転用した高速大量旅客輸送を短期間に実現する為の準備が着々と行われている。そして、千葉県・埼玉県では東京メガループの鉄道路線は京葉線新木場・二俣新町間の複々線化を除くとほぼ完成しているのに対して、東京都・神奈川県では1980年以前に完成している貨物専用の鉄道路線が放置されている。その放置の理由は、この地区の高速道路や中央線三鷹立川間の複々線化未着工と同様に、横田、横須賀や厚木、相模原など多摩地区と神奈川県に多数存在する米軍施設の間の交通を阻害し機能不全を引き起こす目的であったと思われる。 . . . 本文を読む
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原田武夫氏が8月7日の英文ブログ記事で述べる『「第四の神器」を所有する鎌倉に住む紳士』とは何者なのか?

2016年08月08日 | 日本国内
本記事は原田武夫氏の英文公式ブログを分析・批評したものですが、営利企業であるシャンティ・フーラ合同会社に無断で引用されました。これは著作権法違反に当たると考えます。シャンティ・フーラ合同会社は「原田武夫氏は秘密結社に入った」「ヤタガラスに違いない」等の根拠のない記事を書いており、現在はそれを訂正しているものの、訂正前の記事が他ブログに引用されることで原田武夫氏の名誉と株式会社原田武夫国際戦略情報研究所の評判が毀損され続けるという悲惨な状態になっています。 本ブログはシャンティ・フーラ合同会社とは無関係であり、「原田武夫氏は秘密結社に入った」「ヤタガラスに違いない」等の内容は一切関知しません。 また、フェアユースに反すると考えられるシャンティ・フーラ合同会社の方針には強く抗議します。 このような事情から、本ブログ記事は削除致しました。 . . . 本文を読む
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