国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

テリーザ・メイ英国首相の緊急来日の謎と英国王室の行方

2017年09月02日 | 欧州
英国の反王室主義団体である「リパブリック」は、エリザベス女王が死去すれば英国で王政は維持できず共和制に移行するだろう、それは思ったより早いかもしれないと意味深な発言をしている。更に、共和制移行は長期的な目標であり、短期的な目標は、英国王室の保有する古文書を公開させることだという。「リパブリック」のサイトも参照すると、英国政府は20-30年経過した政府文書は皆公開しているのに、英国王室は250年前から殆ど文書を公開しておらず、CIAやMI5よりも秘密主義なのだという。そして、それらの文書はウィンザー城に収められているというのだ。「リパブリック」はこれらの文書を、政府文書と同じく30年経過すれば公開するように要求している。場合によっては20年後でも公開させられるかもしれない。ダイアナ妃暗殺命令が公開される可能性もあるのだ。 私の想像だが、英国王室は恐らく数々の国際テロ行為や戦争犯罪を主導してきたと思われる。フランス革命やロシア革命、明治維新などの革命、第一次世界大戦や第二次世界大戦、イスラエル建国と中東戦争、911自作自演テロ、東日本大震災などは英国王室の命令だったと私は想像する。そして、それに関連する文書はウィンザー城に納められている。これが公開されることは英国王室にとって致命傷である。それを何とか回避できないか、エリザベス女王夫妻やチャールズ皇太子夫妻の命を助けてもらえないかという英国王室から日本への懇願を伝えるのがメイ首相の訪日目的だったのではないかと想像する。 日本側はこの英国王室の虫のいい要求をはねつけたと想像する。虐殺された恐らく億単位の人々の無念を日本を含めた全ての有色人種は決して忘れることはできないからだ。イギリス空軍のA330機で訪日したメイ首相一行は9月1日午後に羽田を出発したようなので現時時間では深夜に英国に戻ると思われる。日本側の回答を聞かされたエリザベス女王夫妻とチャールズ皇太子夫妻に残された選択肢は、ウィンザー城の中の書類を全て処分して自殺することしか無いように思われる。 . . . 本文を読む
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