国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

杉原千畝の記念植樹の伐採から数年後にやっと日本がイスラエルに抗議した理由は?

2019年02月23日 | イスラエル・ユダヤ・国際金融資本
私が注目するのは、なぜ今頃になって日本側がこの問題を取り上げたかと言う点である。日本大使館は恐らく植樹や記念碑の破壊の直後にその事実を把握しているはずである。杉原氏は元外交官であり、日本とイスラエルの関係では杉原氏は極めて重要な人物であったからだ。日本人旅行者からの声、あるいは事情を知るイスラエル在住日本人からの情報は大使館に入っているはずである。なぜその直後に抗議しなかったのだろうか?やはり、イスラエル政府の対日脅迫の一環として破壊が行われたのではないかと想像する。「我々国際金融資本の命令通りにTPPを受け入れて国家主権を我々多国籍企業に譲渡しないならば、植樹伐採のように日本人を皆殺しにして、記念碑破壊のように日本を破壊するぞ」という脅迫メッセージを日本に送るのが破壊の目的だったのだろう。 日本側はTPPを受け入れる、女帝を容認して国際金融資本系の欧州人王族による日本皇室乗っ取りを認めると見せかけて時間を稼ぎ、平壌の帝国陸軍亡命政権・同盟国であるロシアと中国が中心となって国際金融資本との戦いを有利に進め、とうとう米国本土にトランプ大統領を送り込んで国際金融資本を滅亡寸前まで追い込んでいる。その有利なタイミングを待って初めて日本は抗議の声を上げたのだと思われる。そして、イスラエル側は自己の窮地を理解して謝罪したのだと思われる。 「植樹は父が発給したビザでホロコーストを生き延びた家族と一緒に行い、子どもたちと同じように木々も育って森になってほしいという希望がありました。林や記念碑が跡形もなく消えてしまい非常に心が痛みます」との杉原氏の息子の発言は興味深い。「日本人やパレスチナ人に犯罪的行為を行ってきたイスラエルという国を我々大東亜共栄圏は跡形もなく消し去るつもりだ。ホロコーストを生き延びた人々はこの土地に根付くことは無い」との意思表明を日本は行ったのだと思われる。 . . . 本文を読む
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70年以上前のジョージ・オーウェルのエッセー出版拒否について英文化機関が何故今謝罪するのか?

2019年02月11日 | イスラエル・ユダヤ・国際金融資本
日本政府が労働者の収入の統計を捏造していたことが明るみに出た。日本のマスコミは政府の命令で政権支持率を捏造していると思われる。選挙の得票数も捏造されているはずだ。これは国際金融資本の命令によると思われ、西側諸国全てで行われているはずだ。更にファイブアイズの諜報網はグーグルやマイクロソフトを通じて全ての情報を収集しているはずだ。 これらは「真理省で歴史記録の改竄作業を行う」「市民の行動の全てを監視する」との1984のテーマそのものだ。そして、1984の舞台はイギリスなのだ。 本編の後に附された『ニュースピークの諸原理』と題された作者不詳の解説文が標準的英語の過去形で記されていることが、スミスの時代より遠い未来においてこの支配体制が破られることを暗示しており、ジョージ・オーウェルは、この部分を修正・削除するように要請された際、「削除は許せない」と修正を拒否したとのウィキペディアの記述は興味深い。彼は大東亜戦争期間中にBBC社員として東南アジアでの宣伝活動を行っているが、1922-1927年のビルマ勤務で帝国主義の片棒を担ぐ警察官として働いたことを嫌悪しており、アジアを開放するという大東亜共栄圏の理念に心の中では共感していたのではないかと想像する。そして、将来大東亜共栄圏やロシアによって西側の政治経済システムが打破されることを予想して『ニュースピークの諸原理』を附記したのだろう。 ブリティッシュカウンシルが70年以上前の事柄についてなぜ今頃謝罪したのか?それは、BBC社員としてその犯罪性を熟知していたオーウェルが大英帝国=西側資本主義体制(ユダヤ人を通じて西側が支配していた1917-1953のソ連を含む)の真実を指摘したからに他ならない。これから西側体制の真実が明るみに出る。真実を隠して嘘を報道し続けてきた西側報道機関の犯罪性が暴かれることになる。それを関係者に密かに知らせるのはこの謎の謝罪の目的なのではないか? . . . 本文を読む
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