国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

京阪奈学研都市訪問記:新皇居とリニア奈良市付近駅の候補地、近鉄けいはんな線延伸計画を探る

2014年09月24日 | 京阪奈学研都市への遷都
山手幹線は木津川の西側の唯一の幹線道路だが片側一車線で渋滞の酷い府道22号線のバイパスとして建設が進んでいる。京都府八幡市の国道1号線から木津川市の木津川台付近までのびる片側2車線の高規格道路で、南側では終点から高の原駅を経て平城山大通りまでの高規格道路に連続している。この道路は未開通期間はわずかで、来年度には一部を除いて完成する予定である。しかし、残る400mの未開通区間は工事着手すらされていないのだ。私はこの区間を併走する府道22号線を車で走ってみたが交通量は非常に多かった。この区間だけが未開通はおろか工事着手すらされていないのはどう考えても変である。この謎に対する私の回答は、山手幹線のこの区間はリニア新駅の設置予定場所なので、リニア新駅決定公表まで着手できないというものである。 新皇居は陸上自衛隊の祝園分屯地に建設され、悠仁親王はお茶の水女子大附属小学校から姉妹校の奈良女子大附属小学校に転校または附属中等学校に進学することになるとの以前の記事の主張は変更なし。リニア新駅はJR学研都市線・近鉄京都線と山手幹線未着手区間の間に地上駅として建設され、東口でJR・近鉄に乗り換え可能となる。けいはんな線はリニア新駅まで延伸されるが、けいはんな線の終着駅は精華町役場のある近鉄新祝園駅西口付近に設置される可能性が高いと思われる。 . . . 本文を読む
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秋篠寺訪問記:秋篠宮の名の由来、廃帝淳仁天皇と徳仁親王の廃太子、道鏡の役を演じる雅子妃と愛子内親王

2014年09月16日 | 京阪奈学研都市への遷都
最初の国難であった白村江の敗北に続く壬申の乱で成立した天武王朝は恐らく新羅系王族による名誉革命型の日本国乗っ取りであり、その後の天武系皇族の排除は大きな禍根を残した。安史の乱による唐弱体化を背景に天智系復帰を果たした光仁天皇はその怨霊を弔うために秋篠寺を建設した。第二の国難である元寇の時には大元帥明王が秋篠寺に作られている。秋篠寺は国難に深く関わる寺であり、秋篠宮の命名は明治維新以来の第三の国難への対処を意図したものと思われる。国際金融資本・欧米文明が大銀行破綻やスコットランド独立等の「安史の乱」で一挙に弱体化した時点で皇太子を含めた長州系王族は排除され、秋篠宮が即位して光仁天皇の様に孝明天皇系皇統への復帰を果たすことだろう。適応障害との雅子妃の悪評、愛子内親王の不登校等の悪評は彼女らが現代の道鏡の役割を果たしていることを示す。淳仁天皇が男系最後、称徳天皇が女系最後の天武系天皇となるために道鏡は決定的な役割を果たした。雅子妃と愛子内親王は道鏡の役割を俳優として演じている。今後の徳仁親王の廃太子に決定的役割を果たすだろう。 . . . 本文を読む
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スコットランド分離独立を憂慮するエリザベス英女王と、学習院大学を突然中退しICUを受験する佳子内親王

2014年09月12日 | 欧州
スコットランド独立を巡る住民投票は最新の調査では賛成派が再び過半数を制したとも報道されるが両者は伯仲しており結果は予断を許さない。ここで私が気になっているのが、地政学者の奥山真司氏がニコニコ動画でスコットランド独立による連合王国の崩壊予測を行っていることだ。私は、スコットランド支配階層がイングランドと袂を分かって独立の意思を固めたと想像する。その第一の目的は、国際金融資本の世界覇権崩壊後に犯罪国家として断罪され厳しい罰を受けることを回避する目的ではないかと思われる。スコットランドは大英帝国の一部として甘い汁を吸った一方で、女王を殺されたり、サッチャー以降の新自由主義で多くの製造業を失い貧困に喘いだ被害者の一面も持つ。ここで被害者の一面を打ち出せば、第二次大戦後のオーストリアがドイツに、南朝鮮が日本に併合された哀れな被害者として日独の断罪から逃れたのと同じ立場を得られる。そして、大ブリテン島に二つの国が成立しその間で争いが起きることは、海洋国家イングランドに陸軍力が必要になりもはや永遠に海洋勢力として生き残ることができなくなる。スコットランドは恐らく独仏露を中心とする大陸国家陣営に寝返ったと見る。引き替えとして経済支援によるユーロ導入があるのだろう。スコットランドに上陸した独仏露の連合軍は何かして犯罪国家イングランドに侵攻し、その最高司令官であり国際金融資本の最高指導者であるエリザベス女王を拘束して、ルイ16世やマリーアントワネットの様にギロチンにかけるシナリオではないだろうか? スコットランドは枯渇こそ近いものの後数年は期待できる北海油田と、連合王国の核ミサイル搭載潜水艦母港を有する。スコットランドを失うと英国は産油国で無くなり核兵器も失うのだ。日米を含め世界各国を脅迫してきた国際金融資本の最終兵器は実は英国源泉の核ミサイルだったのかもしれない。 . . . 本文を読む
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ローマ帝国の継承国家ロシアは日中印独仏伯と組んでカルタゴの継承国家米英蘭とのポエニ戦争を戦い続ける

2014年09月09日 | イスラエル・ユダヤ・国際金融資本
現在ウクライナで親ロシア派と親欧米派が激戦を繰り広げている。この戦いは断続的に紀元前264年から行われており、その前哨戦は紀元前332年に戦われている。これを起点とすると戦いは今年で実に2346年目になるのだ。その戦いの名前は「ポエニ戦争」である。ポエニ戦争では陸軍国ローマが海軍国カルタゴと長い戦いを続けた上で勝利した。東ローマ帝国が1453年に滅亡した時に最後の皇帝コンスタンティノス11世の姪ゾイ・パレオロギナが脱出した後、1467年にモスクワ大公国のイヴァン3世=イヴァン大帝の妻となり、イヴァン3世がローマ帝国の継承者(「第3のローマ」)であることを宣言したことから、歴代のロシア(ロシア・ツァーリ国、ロシア帝国)指導者はローマ帝国の継承性を主張している。一方で、国際金融資本はフェニキアのティルスからカルタゴ、ベネチア、オランダ、イギリス、米国マンハッタン島(旧オランダ領ニューアムステルダム)と本拠地を移してきた。これらの本拠地はいずれも大陸から少し離れた島にあるという共通点を持つ。米英蘭は間違いなくカルタゴの後継国家である。だから、この戦いはポエニ戦争の続きなのだ。歴史が繰り返すならば、シーパワーはランドパワーに勝てず敗北する。近未来の米英蘭はかつてティルスやカルタゴが辿った様にユーラシア大陸の巨大陸軍国連合に占領されて滅亡し、その国民の多くは憎悪に煮えたぎる巨大陸軍国連合の兵士によって虐殺され悲惨な末路を辿ると私は予想する。 . . . 本文を読む
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