POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 イタリアのほぼ中心に「ウンブリア州(Umbria)」があります。中世から近世にかけて「ローマ教皇領」に属していて、商業で栄えた地域でした。丘陵地が多い地域で、地中海性気候(夏乾燥、冬多雨)に属することから、ブドウ(乾燥した気候で生育)やオリーヴ(比較的乾燥に強い)の栽培が盛んです。「中田 英寿」が1998年から2000年にかけて活躍した「ACペルージャ(Associazione Calcio Perugia SpA)、現 ペルージャ・カルチョ(Perugia Calcio SpA)」の本拠地である「ペルージャ(Perugia)」が州都です。



 このウンブリア州にカトリック世界最大の「修道会(キリスト教精神の清貧・貞潔・服従の3つの修道誓願を立て、共同生活の中で生きる信徒の組織)」の一つとなった「小さき兄弟会、Ordo Fratrum Minorum (OFM)、Order of Friars Minor、フランシスコ会」を始めた「ジョヴァンニ・ディ・ベルナルドーネ(Giovanni di Bernardone)、アッシジのフランチェスコ(Francesco d'Assisi」が生まれた「アッシジ(Assisi)」があります。ペルージャ(Perugia-Piazza Partigiani)からアッシジ(Assisi-Piazza San Pietro)へはバスで30分ほどです。



 “Sulga”社のバスは、アッシジへは「ローマ(Roma)」や「フィレンツェ(Firenze)」からも出ていていますが、フィレンツェからは日に1本だけで、18:00に出発して、2時間30分でアッシジに到着します(20:30に到着)。フィレンツェへはアッシジを朝の7:00に出発して、9:30に戻ってこられます。少なくともアッシジに1泊すれば、アッシジの主要な場所は見られるでしょう。

 しかし、Sulga社の時刻表をみると「月曜日(lunedì)」と(e)「金曜日(venerdì)」にのみ、朝にアッシジを出たバスがフィレンツェに行き、夜にアッシジに戻って来る、アッシジの住民がフィレンツェに働きに行くためのバスのようにも見てとれます。そこで、私たちはリスクを避けて、フィレンツェからはアッシジに向かわないことにしました。もちろん、列車を利用するという選択肢もあったのですが、違うコースを辿ることにしました。



 まず、訪れるべきはアッシジに生まれ、フランシスコ会の創設者となったアッシジのフランチェスコの功績を讃えるために建設されたサン・フランチェスコ大聖堂(Basilica di San Francesco)でしょう。アッシジの旧市街の北西の端にあります。バスでアッシジのバス停のある「ウニタ・ディタリア広場(Piazza Unita d'Italia、イタリア統一広場)」に着くと大聖堂が目に入ってきます。下車した場所のすぐ正面の「サン・ピエトロ門(Porta San Pietro)」を道路を渡ってくぐり、すぐ左手に折れて「フラーテ・エリア通り(Via Frate Elia)」の坂道を登っていきます。



 アッシジに来て、サン・フランチェスコ大聖堂を見ただけではもったいない。旧市街を離れて、新市街といわれる地域にある「サンタ・マリア・デリ・アンジェリ聖堂(Basilica di Santa Maria degli Angeli)、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会」も必見でしょう。この聖堂は、その「クーポラ(cupola)、丸天井」の下に「ポルツィウンコラ(Porziuncola)」というこの小さな礼拝堂を取り囲んで立てられています。小さな礼拝堂が非常に大きな聖堂に納められているのです。



 今回の記事はアッシジの概要です。詳細は次回以降に、、、

                  (この項 健人のパパ)

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