先日、私は、あることがきっかけで、新宿にあった職場を退職しました。
「人材は、財産である」という社長の方針とは、はるかにかけ離れた、現場の中間管理職のあり方に、幻滅しました。社長は、ある上場企業の出身で有能な方で、最近の厳しい情勢の中、「利益を3億押し上げることに、成功された」と先輩から退職後に聞きました。
私に、与えられた仕事の内容は、様々な業種のお客様に、ヒアリングしながら、情報提供をしながらマッチングしたを内容を企画提案していくというものでした。
初めての業界ながら、良い数字を残すことが出来、会社には、貢献できたと思います。
家庭の諸事情を考えるとここでとらばーゆをするということは、リスクも感じて、かなりの迷いもありました。
夫のアドバイスを受け、将来の事を考えて、最終決断をし、退社を決めたのは、今から考えれば最善であったと思います。
社長とは、メールの交換などもしていただき、とてもよいお付き合いをさせていただけました。
人を育てるということは、会社の力を育てていくことだと現場の中で痛感しました。
育成という仕事こそ、自分をも育てていくものであると、以前、中間管理職を経験したときに、学びました。これは、子育てと同じであると私は考えています。
優秀な指導者は、瑣末なことに、くどくどとした注意は、行いません、端的に、要点飲み込んでいるので、噛み砕いて説明をします。
それに、比べ劣悪な指導者は、感情面で物事の判断をし、くどくどと説明、要点がずれていき、論点がどこにあるか、教わる側は、混乱をきたします。
自分が理解出来ていないことを教えることは、自信も持って説明出来ません。
人を育てる仕事は、とてもパワーのいるものだと、私は思います。
今回、私は、全く別の業界(私にとって未経験の業界)にチャレンジしています。
採用当日から現場に、入り即戦力として業務を任せられていますが、昨日は、あるお客様達から、「誠意の持った対応だった」とを喜んで戴けました。
こうした、お客様とのやり取りの中で、「私の仕事力」を育てていただいているのだと感動しています。
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