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Intelが進める「Common Building Block Program」(ノートPCを構成するメカニカル仕様の共通化プログラム)は、メーカーによる独自仕様のものが多い液晶ディスプレイ、ハードディスクなどの構成部品の仕様を共通化しようとするものです。これにより、PCの構成部品は汎用パーツ化していき,ノートPCの自作が簡単になるし、自分で部品の交換が容易にできるようになります。
デスクトップなら,構成部品のサイズも接続インタフェースも規格化されているから,ちょっと知識があれば、交換できました。それが、ノートPCでもできるようになるのです。
中古のパーツが市場に出回り、また新品でもパーツのメーカー間で価格競争が起こるので、ノートPCの価格が下がっていくでしょう。
インテルのCBBPは、(1)部品を共用することによりコスト削減が可能 (2)新製品の開発時間の短縮 (3)部品不足が生産に影響を与えるリスクの低減、といった利点があります。
問題は、このプログラムにどの程度のメーカーが参加するか、です。台湾の部品メーカーの多くは、参加の意思を表明したようですが、韓国や日本のメーカーに参加の意思はあるのでしょうか。デスクトップのPC/AT(IBMが仕様を一般公開した)互換機のようなものになっていくのを期待しています。
(健人のパパ)
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