POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 我が家にはアンテナの角は生えていないのですが、「地デジ対策どうするの?」とうるさい「地デジカ」がいます。本家の「地デジカ」は、1年以上も前に誕生していたのですが、我が家の地デジカは最近誕生したもの。ケーブルテレビ(CATV)に加入していて、いまでも地上デジタルテレビ放送が見られるので、特に地デジ用のアンテナを取り付けることを考えてもいなかったのです。

 しかし、2011年7月末頃には「地上アナログテレビジョン放送」は停波することから、各部屋にあるテレビのうちのセットトップボックス(Set Top Box、STB、パナソニック製 TZ-DCH520)に接続してある1台しか見られなくなるので、我が子「健人」は普段テレビをあまり見ないのに、「地デジ対策」をうるさく言います。

 私「アナログ放送が終わっても、地デジチューナーをテレビそれぞれにつければ、テレビを見られるから心配しなくてもいいんだよ。」
 息子「地デジチューナー内蔵の液晶テレビでももちろん見られるんだよね。」
  「そう。でもね、いまあるブラウン管テレビでも地デジチューナーをつけるだけで見られるんだから、わざわざ新しいテレビを買うことはないさ。」
   「いまエコポイントを使えば、19型の液晶テレビは2万円くらいで買えるよ。」
  「何で液晶テレビにこだわるんだい。」
   「液晶の方が消費電力が少なくて、長期的にはお得なんだって。」
  「君は電気屋の回し者かい。」
   「だって、地デジチューナーを買ったって、5,000円くらいかかるんだから、、、」
  「そんなにテレビを見ないくせに。新しい物好きで、液晶テレビが欲しいだけだろう。」
   「・・・」

 そんなわけで、近くのホームセンターで安価な(3,980円)地デジチューナーを手に入れてきました。電気製品に興味がある息子に接続を任せました。我が家の「家電芸人(芸はないか)」は嬉々として配線を繋いでいきます。これは「血」かも知れません。というよりも、「男」はこういうことが好きな「種族」かも知れません。

 これで、我が家で繁殖した「地デジカ」を駆逐したつもりでいたのですが、ポスティングしてあったチラシを見て、復活してしまいました。経済的観点から(現状では地デジを見るにはCATVにSTBの使用料を払い続ける必要がある)、妻も「地デジカ」に変身していました。「アンテナ付けようよ」の大合唱です。負けました。面倒なので、避けていたのですが、、、

 ネットで購入したのは、DXアンテナの「地上デジタル放送用平面アンテナ UAD1800」で、ブースターが内蔵されています。これを家の2階の外壁に取りつけて、同軸ケーブルを配線していきます。



 梱包されていたのは、アンテナ本体(横30cm×縦53cm×奥行12cmほどの大きさで、重さは2kgほど)、電源部、壁面・マスト取付金具、マスト押え金具、スタンド(水平偏波受信用)、六角組ボルト(M10)、六角組ボルト(M6)、防水キャップ、スパナです。今回は室内用に使うのではありませんので、スタンドは使いません。また、マストにアンテナを固定するわけでもないので、マスト押え金具と六角組ボルト(M6)も不要となります。



 まず、壁面に「壁面・マスト取付金具」を取りつけます。この作業が非常に大事になります。家の外壁の材質はいろいろですが、モルタル壁ならば、壁の中の心材にねじを届かせるなどの配慮が必要です。強風がアンテナを壁から引き離そうして外壁に予想外の力を加えることもあるからです。壁がアンテナとともに落ちては大きな損害を蒙らなくてはなりません。



 「壁面・マスト取付金具」を壁に取り付け終わると、アンテナ側取付金具と「六角組ボルト(M10)」を使って、一体化します。ねじは強く締めないでおきます。アンテナは、一定の角度動きますから、最適なアンテナ角度を決める必要があります。一応、ネットを使って、地デジの電波が出されている東京タワーの方向は確認しておきました。さらに、よその家の地デジのアンテナの方向も見ておきます。おおよそその方向を向いていれば、電波を受信できます。



 ここで、アンテナの角度を受信状態の一番いい方向に微調整します。暫定的にアンテナにF型接栓をつけた同軸ケーブル(5C)を繋げて、窓から引き込み、息子の協力を仰いで、受信レベルの測定です。地上波デジタルチューナーは、TMYという知らないメーカーのTSTB-004という安価なもの。それでも受信レベルの測定ができるので、一番高めの数字が出るところで固定。アンテナの取付金具のねじを締めました。



 同軸ケーブルは、屋根裏に登って、外壁に開いている換気口から出しました。F型接栓をつけていない状態で外に垂らし、今度は外に出て、防水キャップを同軸ケーブルに通し、F型接栓をつけ、アンテナに取り付けます。また、屋根裏に戻って、他方の端にもF型接栓をつけて、電源部の「ブースターへ」という部分に接続します。



 こうやって言葉で書いていくと、大変な手間だったように思えます。アンテナ→電源部→分配器→アンテナコンセント(プラグ差込型)とF型接栓を5~6個つけて、同軸ケーブルを1階の部屋のテレビの近くまで通してきました。健人は私の作業を一部始終見ていましたので、手間のかかる作業だったことは理解できているのですが、見ていない妻は、無事映ったテレビを見て、「やっぱりやればできるじゃない。器用な夫を持てばお得よね。」

 「・・・」

※ こちらの記事もあわせてお読み下さい。「地上デジタル放送用平面アンテナ UAD1800を取り付けてみました。

               (この項 健人のパパ)

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