散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes




台湾の郵便ポストは二色。

【台湾国立師範大学へ】

さて かなり苦戦して林本源園邸へたどり着いた翌日
昼過ぎの集合まで自由行動がとれるので 
この日はけいちゃん希望の 学生街へ行くことに。

前日googleさんが使えなかったので けいちゃんは周辺地図をチェック。
慣れてきたMTRでいざ出発。
この日は古亭という駅から 台湾国立師範大学のキャンパスまで歩き 
オサレな雑貨店などがあるというエリアを歩いて
軽くお昼でも食べれば ちょうど集合時間であろうという計画。

さて 古亭までは問題なく到着。
その名も師大路という明らかに大学へ向かう大きな通りを行けばよいはずだった。
しかし どこを間違えてかわたくしたち 駅の反対側の師大路をずんずん進んでしまったのだ。



やっぱり文化地区だから雰囲気が違うわね なんて わかったようなことを言いつつ歩いていくと
何やら かわいらしい建物が。





え?師範大学でしょ?これあまりにかわいらしすぎない?
そして 地図と照らし合わせても こんな道路は見当たらない。



建物と同じような かわいい花模様の跨線橋。
なにかおかしいよ。

(後日調べたところ ここは客家主題公園といって
客家文化を学べる施設だったと知る。この時は大学へ行くことしか頭になく
この施設を見学しようと微塵も思わなかったのが悔やまれる)

とりあえず 駅までもう一度戻ろうとするも
車の通りは頻繁だけれど 歩行者がほとんどいない。
そしてそのうち 方向感覚を失い始めたわたくしたちは 駅の方向もよく分からなくなってくる。
(実はこの日 厚みのあるガイドブックはトランクに詰めてしまい
大まかな市内地図しか持っていなかったのだ…。

明らかに迷っている観光客然として歩いていると やっと親切な男性が声をかけてくれる。
しかし英語は通じない…。
地図を示し 大学へ行きたいと伝わると
丁寧に中国語で説明してくれる。とりあえず このまま駅に戻り出直すことになる。

出口さえ間違えなければ なんのことはなく師範大学に到着。
1時間近くロスしてしまったので 大学周りのお店など入る時間はなく
大急ぎで 構内を回ることになります。



わが母校の大学によく似た いい雰囲気の構内は
強い日差しに叩かれながらも 異国の大学の雰囲気を味わうには十分でした。







そして正面玄関を撮影して 大通りを駅まで戻ればOK と余裕で歩きはじめて
途中 ドリンクスタンドで言葉の壁にぶつかりながらも 飲み物のオーダーにも成功し
(あちこちにあるドリンクスタンドですが サイズだけでなく素材や濃さ 副材料など
細かくオーダーするタイプのお店が多いです。ここでもかなり難航しました)
旅の最後を楽しんでいたのだが…



行けどもいけども 駅もオサレな雑貨店も見当たらない。



この辺 青山の裏通りの雰囲気だから きっとそのうち出てくるわよ…。
結局 たどり着けなかったのはこんなところらしい。

いやいや どうもおかしい。
道を聞こうにも 人とすれ違わない。

かれこれするうちに 大きな森林公園にぶち当たる。
さらに 一番最寄りで MTRの科技大楼站まで900mという案内板を見つける。
一体この科技大楼站とはいったいどの路線になるのか……

しかしMTRの駅まで行けば乗り継いで帰る自信があったので
タクシーには乗らず もくもくと歩くわたくしたち。

おそらく 読んでくださる方は わたくしたちの勘違いがどのていどのものだったかわからないかと思う。



当初予定していたのは 赤い点線の道を大学まで行って
同じ経路で同じ駅に戻ってくるというもの。

それがなぜか まずは出口を間違えて緑の経路をたどり
その後 さらに方向を間違えて水色の経路をたどったのだ。

最後の駅までの距離の長いこと長いこと…。

結局お昼を食べる時間はなく セブンイレブンのおにぎりを買って
空港までのマイクロバスの中で最後の食事となるのでした。

途中 タクシーに乗ればホテルまですんなり帰ることができるのはわかっていたのですが
そこはあえて 自分の足で歩こうというけいちゃんの判断で
最後の最後に思い出に残る街歩きができました。



今回は 言葉はわからないわ 地理も不案内にもかかわらず
充分な下準備もせずに乗り込んでしまった旅行でしたが
なにが?よかった?と問われても 答えが出ないのです。

でも 帰ってくるなり また行きたいと強く思う。
国内で旅をするのにも似ているのに でも違う。
きっとこれから可能であればリピートしたい いやきっとするだろう いやしてみせる…(笑)

かなり だらけた忘備録になってしまったけれど よき友とよき旅、
やっとのことで帰国となりました…。
漢字文化だからと 甘くみたのが今回の反省点。
まずは 中国語をすこし頑張ってみたいと思う今日この頃です。

読んで頂いてありがとうございました。
今回は 二人旅ということもあり気楽でありつつも緊張していたのかもしれない。
自分でも旅の面白さが伝えられない記事になってしまったのが残念。








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