たまりにたまった古色蒼然の書庫から 今日の一冊。
最近 あまりお目にかからなくなったような気がするこの方の本。
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表紙の画像がないのが残念。
著者はニュースキャスターをされていた渡辺みなみさん。
一時TANTOという料理雑誌(今は廃刊)に連載をされていて、
これらの本にあるレシピも雑誌で紹介されていました。
育児関係の本も出されていたようです。
ケーキノートの方は渡辺さんのケーキ修行を丁寧に回想したような
画像いっぱいのきれいな本です。
写真は長嶺輝明さんなので、うなずけます。
(ご存じない方はお手持ちのお料理関係の本の奥付をご覧くださいね)
基本的なスポンジの作り方から創作ケーキまで、
丁寧に書かれているのですが、ちょっと専門的なので
ビギナーにはため息がでてしまうかも。
書く言う私も 日々眺めるだけでこの本からの創作品は少ないです。
素敵にケーキ の方は2編目でアメリカンケーキを旅する…というような
企画もの。
一時アメリカンケーキにはまった私はこの本を眺めながらアメリカを夢見たもんです。
こちらの本からは我が家の定番「チョコレートブラウニー」が
なくてはならないレシピとして定着しています。
作り始めた頃は製菓用のチョコレートが手に入らなくて、
帰省したときに紀ノ国屋やワールドインポートマートに行っては
渡辺さんのレシピを作るための材料を仕入れていました。
バターケーキ生地にサワークリームを入れて
ソフトに仕上げるのは、ここで覚えました。
そうそう チーズケーキはあちこちで好評のようですが、
材料費がちょっとかかりすぎるのと、アメリカならではの
カロリーの高さが心配で試作で終わったような気がします。
その反面作ったけれど?のレシピもいくつかあったのもホント。
でも結果を想像できないレシピにトライする楽しみもありました。
この本のお勧めは、レシピもさることながら、
構成のすばらしさというか、合間合間のエッセイもしっとりしていて
お菓子を作ることのない人でも楽しめることかな?
私の本棚は実用書としての料理本より、読み物としてのものが多いかも。
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