今月は(正しくは先月末から)加瀬くんの出ている映画が目白押し。
本当は一通り全部見るつもりだったのですが、
レディスデーはあいにくフルで仕事なので映画館から遠ざかっておりました。
「結局スカイクロラ」や「徳市の恋」は見る暇なくて、
都内でしか上映されないものもあるため、
先週は所用のあと夜の部で一本、
昨日は地元の映画館が
創立記念日でオール1000円だったもので、寸暇を惜しんで行ってまいりました。
一本目はフランス人監督の視点から「東京」を撮った「TOKYO!」
3本オムニバスで、加瀬くんのほかに蒼井優ちゃんや
おなじみ竹中直人氏(どこにでも出没)なども出てるので
ずっと観たかったのですが、
うーむ。フランス映画って、苦手でした。それを忘れていた。
ちなみに池袋のシネリーブルでみたのですが
お客さんは10人もいなかったような…。
夜の部だったし 靴とか脱いじゃって
でろーんとして観てきちゃいました。
でも 私はやっぱり邦画が好きみたいです…。
ちょっと心の中で(1800円返せー)的なことを考えていたかもしれません(笑)
すみません 通じゃなくて。理解できなくて(特に2作目)。
で 2本目。
テレビでも宣伝しているのでご存知の方もいらっしゃるかと。
「グーグーだって猫である」
かなり古くからの「大島弓子」さんファンの私。
この映画化の話題でキャスティングを見たとき ええーなんでー?すごーい と
騒ぎましたもん 私。
大島弓子さんの作品は、小学生のころ「誕生」という
とっても当時の少女マンガとしてはセンセーショナルな作品から入って、
「綿の国星」やら「バナナブレッドのプディング」ほか
結婚していい年になっても、単行本を見つけると買って読んでます。
この映画はその大島弓子さんの大ファンである犬童一心監督が
「グーグー…」というエッセイマンガをベースに、
大島さんのその他の作品をちりばめて作った作品。
猫のかわいらしさが目を引きますが、本筋はちょっと違った所にあります。
開始3分で涙して、涙ポイントはいたるところにあります。
猫ファン 大島ファン KYON2ファン 加瀬フリーク 上野樹里(もいいな)と
いろいろな人が観に来ているのでしょうけれど…。
しかし…観終わって パンフレット買って(基本加瀬くん出演作は買う)
お買い物しているうちに 映画のことは忘れてしまった。
結構あっさりしている映画だったのかと思います。
面白かったのか 面白くなかったのか、自分で評価できないところが不思議な映画でした。
この犬童一心監督、私の中では「メゾン ド ヒミコ」(ゲイの人たちの老人ホームを舞台にした映画)の印象が強いです。
でも よく考えてみると大島作品は当時から、ありましたね、そちら方面(納得)。
ちなみにトップの画像は、高校生のころLaLaの懸賞であてた
「チビ猫」の時計。
後にも先にも懸賞に当たったのはこれだけなんですが、
嫁入りの時もちゃんと持ってきました。
ちょっと自慢の一品です。
そして この映画の中に登場したいくつかの大島作品、
全部読んでました。うふふ。
大島作品はセリフがとっても印象的なので、
引用作品もぱっと「あ あの部分ね」と絵まで認識できてとてもうれしかったです。
さて 3連発 の三つ目は
「東南角部屋2階の女」
これも渋谷のユーロスペースでしか公開されないので
都内に行ったついでに観とかないと…。
公式サイトの画像に心ときめいているpmでございます。
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