GOOなMONOたち

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薬師寺 花会式 柴燈大護摩(さいとうだいごま)

2017年03月27日 21時26分10秒 | トラベルフォト

古都奈良で春を告げる恒例の行事、修二会。国家安泰、五穀豊穣、万民豊楽を祈る
仏教行事ですが、東大寺で行われる修二会が通称”お水取り”と呼ばれているように、
薬師寺で行なわれている修二会のことを”花会式”と呼んでいます。

これは、金堂の御本尊、薬師三尊像の前に十種類の造花をお供えすることになって
いるため。梅や百合、杜若や牡丹など、色鮮やかな色紙で折られた造花を見てみると、
皆とても綺麗。その美しい姿を見ていると、奈良の人たちは、本当に春を待ち望んで
いるのだなぁ…と感心してしまいます。

一方、花会式の初日である昨日3/25に、北側の不動堂前で行なわれたのが柴燈大護摩
(さいとうだいごま)。20人ほどの修験道者が祈りの言葉を唱えた後、その中央に
据えた護摩壇に火を入れ、巨大な護摩を焚くのです。紐を張った結界のすぐそばで
見ていたのですが、燃え盛るその熱気にたじろぎ、じりじりと後退しながら撮った
一枚です。見ている観客たちは下がることができますが、山伏たちは結界の中。
いくら慣れているとはいえ、その熱さ、半端ない温度でした!
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>>> 花鳥風月、奈良の色。