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奈良 大和郡山で数多くの品種の椿を見せてくれる椿寿庵。こちらのハウスに訪れると、
決まってチェックしてしまう素敵な椿があります。それが、こちらの十八学士。
なぜ注目しているのかというと、それはこの凛々しい咲き姿。
好不調
椿の花にも好不調があります。去年見た、美しかったあの椿をもう一度、と思って
椿寿庵に伺うと意外にも咲きが悪かったり時期が遅かったりと、なかなかベストの
タイミングで出会うことは難しいのです。しかしこの十八学士だけは、いつでも
このように背筋の伸びた顔を見せてくれます。
さて、この”十八学士”という名前の由来。唐の皇帝、太宗文武が開いた学問所に通う
文学士の中で議論に白熱する熱心な十八人の学士のことを、こう呼んだそうです。
この名誉ある名前を冠した美しい椿。そう思ってみると、なんだかとても賢そうに
見えてくるのです。
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>>> 花鳥風月、奈良の色。