GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

My favorite PEN vol.3

2009年06月14日 15時36分46秒 | GOO MONO クラシック
世界でただひとつの存在。
ハーフサイズでありながら、レンズ交換式の一眼レフとして設計された、唯一のカメラ、PEN Fシリーズ。
ハーフ特有の縦長ファインダーに合わせて、ミラーを横向きに取り付けたため、一眼レフのシンボルでもある軍艦部の飛び出しがない、フラットでスマートなフォルムが生まれました。
独自の機能から生まれたデザインが、その美しさで魅了するという稀有な例を、PEN Fは見事に示しています。
僕が去年オークションで手に入れたのは、PEN FT。
PEN Fに、TTL露出計やセルフタイマー等が搭載された進化版がこのFT。
金属製のボディに触れた時のひんやりとした感触と、見かけによらずズシリとくる重さに、ハーフサイズ離れした本格派の香りが漂います。
このカメラで撮影した、銀塩ハーフの写真の数々は、わたくしポロの別フォトログ“1/2の時間 : half time”にて公開中です。

My favorite PEN vol.2

2009年06月13日 22時46分44秒 | GOO MONO クラシック
PEN、PEN S、PEN W、PEN D、PEN EEなど、数あるオリンパスPENシリーズの中でも、一番映りの良いと言われているのが、PEN S。
Dズイコー30㎜ F2.8レンズが写すシャープな絵は、今でもその魅力を失っていません。
その名機PEN Sに刻印されている赤い“S”の文字と、全く同じ刻印が施されたこのEES。
クラシック・カメラの修理でいつもお世話になっているナガノカメラワークのご主人に、PEN Sと同じような映りの良さを期待してもいいのかなと聞いてみると、「いやいや、やっぱりSとは別物ですよ。」と一言。
ならばなぜ同じ刻印なのか、クラシック・カメラに詳しいご主人にも、それは分からないとのこと。
とはいうものの、この赤文字のS。
どこかしら、気品あるオーラを放っているように見えるのは、やっぱり気のせいでしょうか。
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オリンパスの歩み カメラの歴史:オリンパスペンS

My favorite PEN

2009年06月12日 23時21分53秒 | GOO MONO クラシック
デジタル世代の新型PENが登場するまで、あと3日。
オリンパス光学を代表する名シリーズ“PEN”が、マイクロフォーサーズ機として新たな歴史を刻みます。
オリンパス・カメラの血統とも呼べるこだわりの哲学は、「小さな本格」。
伝説のエンジニア、米谷美久(まいたによしひさ)氏が生みだしたPENシリーズに連綿と受け継がれている、独自の小型化の思想は、多くの人々の支持を得てきました。
写真はPEN EES。
残念ながら、セレン光式の露出計が動作しないため、写真の出来は全くの気まぐれ。
このままでは使えない写真機なのですが、手放す気には全くならない、モノ感に溢れた魅力的なカメラなのです。
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オリンパス菊川社長、マイクロフォーサーズ機の発表を“6月15日”と発言

利休にたずねよ

2009年06月11日 22時24分36秒 | 
美に殉じた男、千利休。
世の中の全ての音を正しい音階に変換できる絶対音感ならぬ、“絶対美感”を持った利休は、その美への信念を曲げることなく、齢(よわい)七十にして、自ら切腹の道を選びました。
場面は自刃から始まり、物語は時間を加速度を増すように過去へと遡(さかのぼ)ってゆきます。
知識、アイデア、過去を否定する大胆さ。
持てる力の全てを注いで、新たな美への探究に懸け続けた、その激しいまでの情熱の源は、幼き日の切ない恋心でした。
第140回直木賞受賞を受賞した本書は、その秘められた恋心を解き明かす旅となっています。
過剰なほどに研ぎ澄まされた利休の美意識は、正に刃となって、利休自身を切り裂くことになったという皮肉な運命を、鮮やかに描き出した本書は、直木賞に相応しい本格エンターテイメントとしてお勧めの書籍です。

iPhone 3G S vol.3

2009年06月10日 21時51分25秒 | デジタルガジェット
WWDC 2009キーノートからのレビューが、様々なメディアから発信されてきました。
3メガ/オートフォーカス/マクロが可能になったカメラや、7.2Mbpsの倍速通信速度、ビデオ撮影機能などと並び、今回新たに搭載された機能の中で、最も注目したいのが、音声コントロール。
iPhoneへ話しかけるだけで、音楽プレイリストからアーティストや楽曲を呼び出したり、または、名前を告げるだけで電話をかけてくれたりと、まるで小さな賢いコンシェルジュ。
iPhone自慢のマルチタッチさえ使うことなく、忠実に指令をこなしてくれそうです(日本語の言語認識力のほどはまだ未知数ですが…)。
その新鮮な使用感は、ことによるとマルチタッチ採用以来の、新たなインターフェース革命になるのかも知れません。
6月26日の日本デビューが楽しみになってきました。

iPhone 3G S vol.2

2009年06月09日 07時02分52秒 | デジタルガジェット
リーク画像にあった、背面マット仕様ではありませんでした。
外観は変わらず、しかし、最大2倍の動作速度を実現。
史上最速のiPhoneが誕生しました。
メモリも最大32GBが加わり、音楽コレクションの容量不足でiPhoneシリーズをセレクトできなかった人にも十分にアピール。
iPhone 3G S単体で、ビデオの撮影だけでなく編集も可能となったというのは、ちょっと驚きです。
しかし、なによりカット、コピー & ペーストの追加機能が、最も便利なポイントなのかもしれません。

iPhone 3G S

2009年06月08日 22時17分44秒 | デジタルガジェット
アップルWWDC 2009キーノートの開始まで、もう間もなく。
直前情報があちこちから出始めてきました。
Nowhere Elseからのリーク画像を見ると、新型iPhoneの背面仕上げは、現行の超光沢面からマットなシボ風テクスチャーに変わるようです。
日本のケータイとは違って、iPodからiPhoneに至るまで、本体ストラップを決してつけないアップルでしたが、ただでさえ滑りやすかった本体のつるつる仕上げを、少しでも持ちやすいように見直したためでしょうか。
コードネームは“iPhone 3GS”とのこと。
プロセッサもRAMも、現行2倍とも言われていた今回の新型“s”は、やはりSPEEDのSのことでしょうか。
それとも夏モデルのSUMMERのS?

軒丸瓦(のきまるがわら)

2009年06月07日 21時36分44秒 | 和のディテール
軒丸瓦(のきまるがわら)に、尾長左三つ巴。
黒漆喰の虫籠窓(むしこまど)には、右三つ巴。
右に左に、渦の回りも行ったり来たり。
写真は今年初めに撮った、奈良 橿原市にある寺内町、今井町のとある一軒です。
いぶし銀の屋根瓦に挟まれた、漆黒の漆喰の取り合わせは、実に渋い。
木と土と紙でできた純日本家屋は、ひとたび火災にあえば、一切を失うことになります。
防火に対する庶民の願いは、とてつもなく深かったに違いありません。
水が四方に飛び散る様にも似た巴の紋は、単なる願かけを超えた、祈りに近いデザインなのかもしれません。

醍醐寺 弁天堂

2009年06月06日 22時26分08秒 | 和のディテール
久々、和のディテール。
巴(ともえ)の紋です。
醍醐寺 西大門をくぐり、金堂、不動堂、大講堂を過ぎるとその奥に現れるのが弁天堂。
朱塗りの欄干を渡り、お参りを済ませたあと、お堂の脇を回ってみると、そこに見たのが巴の紋。
見ているだけでだんだん目が回ってしまいそうな、左回りの三つ巴。
ブログ“玄松子の記憶”(↓)によれば、「流三巴」と呼ぶそうです。
見れば、本当に数多くのバリエーションが存在する巴紋。
右に左に、一つ、二つ、三つ。
水の渦巻き模様を起源とする巴の紋だけに、この弁天堂の流三巴も、やはり火除けのサインなのでしょう。
木造の貴重な文化財ですから、もちろん火は大敵。
この先もずっと、巴の力で守っていただきましょう。
    ↓
巴紋

ハートストーン Vol.2

2009年06月05日 23時35分09秒 | トラベルフォト
さて、問題なのは二つめのハートストーン。
マーキング・エリア付近をあちこち探し回ったのですが、なかなか見つかりません。
この場所は立体的な通りなので、マップに描かれた二次元的な位置だけでは、どうにも正確に分からないのです。
さんざん歩き回って、もう諦めかけた時、園内掃除のおばちゃんが近くを通ったので聞いてみると、「もうちょっと下ったところ、角のとこ。」と、教えてくれました。
自分の力で探し出すことが大事なので、“この石よ!”とは言ってくれません。
良くよく見ると、確かにありました。
やっと見つけた二つめのハートストーン。
ほっとして手に触れていると、「三つめのハートスーンは知ってる?」とおばちゃん。
「出口の手前のところの敷石を探してごらん。」
でも、観光ガイドにも、グラバー園のパンフレットにも、三つめのことなどどこにも書いてありません。
じっくり観察しましたが、やっぱり発見できませんでした。
三つめのハートスーンは、永久に謎のままです。

ハートストーン

2009年06月04日 22時27分24秒 | トラベルフォト
長崎 南山手町、港が一望できる見晴らしの良い高台に立つグラバー園。
3万㎡もの広さを持つ敷地内には、誰もが楽しめるファンタジックな秘密が隠されています。
園内のあちこちに敷き詰められた敷石の中に、きれいなハート型をした石が二つ、どこかにあるのです。
このハートストーン、グラバー園のパンフレットに、さりげなくマーキングされているので大体の位置は見当がつくのですが、周囲と同色のうえ、ハートストーン自身思いのほか小さいため、なかなか見つけることができません。
マップを参考に付近を探索し、ようやく発見。
腰を落としてストーンに触れば、恋が成就するのだとか。
恋愛運の成否は別にして、これを見つけた時の幸福感は、それはもうなかなかのものです。

SONY PSP go Vol.3

2009年06月03日 22時34分41秒 | デジタルガジェット
遂に解禁。
やはりホワイトモデルもラインナップされていました。
せっかく劇的に小さくなった躯体には、ライティーなカラーが似合います。
ところで、すでに実動モデルが完成しているのに、11月1日の発売とは随分待たされます。
ビッグタイトルのソフトとタイミングを合わせてということなのでしょうが、あと5ヵ月先というのはちょっと長い。
また、ちょっと残念なのは、発表されたその価格。
UMDおよび関連の駆動部品が全てなくなり、液晶サイズも小さくなったのに、現行PSP-3000(19,800円)よりも高い26,800円という値付けは…。
16GBの内蔵メモリも、新たにBluetoothが搭載されることにも異論はないのですが、できれば現行と同額で発売してほしいところです。

SONY PSP go Vol.2

2009年06月02日 22時48分55秒 | デジタルガジェット
正式発表まで秒読みとなった「PSP go」。
ネット上で言われているように、この三面画像を見る限り、UMDはやはり廃止のようです。
対応ソフトはネット配信による販売なのか、メモリーカード経由によるものなのか、PSP go以降のゲームソフトパッケージの形体がどのようなサービスで提供されるか、そのポイントも見逃せません。
また、Nintendo DS同様のタッチパネルの搭載については今のところ未確認の様子。
「本格ゲームを手の平に」というPSPのコンセプトからすれば、これまで同様リアルコントローラー一本でいくのでしょう。
PSP-3000比で40%以上も重さをシェイプアップしているとの情報はうれしい限りです。
UMDまでも排除してとことんライト・ウェイトにするならば、カラーもライトなオールホワイトモデルが見てみたいところです。

SONY PSP go

2009年06月01日 23時03分19秒 | デジタルガジェット
Engadget Japaneseから新型PSPの情報です。
その名も「PSP go」。
世界最大のゲームショー、E3(Electronic Entertainment Expo)で発表されると思われる、直前リーク画像です。
以前から噂の通り、スライド収納される操作部ですが、スクェアな躯体だった以前のリーク写真よりも遥かに現実味のある、ラウンディッシュでコンパクトなデザイン。
前面カバーの成型ヒケ跡が、これほど生々しい写りとなれば、おそらく本物でしょう。
UMDを廃止することによって実現した小さなサイズと本体の軽量化は、手放しで大歓迎です。
カジュアルで愛らしくなったボディデザインも、ライト・ゲーマーへの敷居をグッと下げてくれそうです。
さて、注目の価格と発売日はいつ?
    ↓
新PSPはスライド式の 「PSP Go」、UMD廃止・Bluetooth内蔵 (動画・写真追加)