斑鳩の里を美しく彩(いろど)っていたコスモスの花たちもそろそろ姿を消しつつあります。
写真は先々週撮影したもの。
曇天の下での撮影だったので、朝の光も均一に抑えられ、とてもしっとりとした表情に写りました。
白、ピンク、マゼンダの色に混じって咲いていたピコティ(覆輪)の花びらが印象的だったので、その花をセンターに据えてシャッターを押してみると、いろんな色のコスモスが一斉にこちらを見上げていて、なんとも楽しい画に。
天気がもうひとつだと、写真を撮りに出かけるのも気分が乗らないものですが、この日は、青空の下で撮影する秋らしい風景とは違った、柔らかな表情のコスモスたちに出会えました。