七里ガ浜の駅から、江ノ電 1000形車両が走り出しました。
駅の東側にある短い鉄道橋の前で、ゆっくりと動き出した江ノ電に向かって、カメラを構え直しました。
小さな子供が「電車」を思い浮かべれば、きっとこんな形になるであろう、奇をてらわないデザイン。
人口が密集する都心部の鉄道ではまず見ることのできない、二両編成の心和まされる愛らしい存在感。
鎌倉の風景と見事に一体化する、庶民のための鉄道は、どこを切り取っても絵になるのです。
また江ノ電は、新旧の車両がそれぞれ皆現役で頑張っているのがいいのです。
個性豊かな顔が揃っていますしね。