ルイ・ヴィトン表参道ビルの7階に設置されたアートスペース、「エスパス ルイ・ヴィトン東京」。
9月28日から来年の1月5日まで行われている作品展が、森万里子氏の“Infinite Renew (無限の再生)”。
写真は、その作品展のうちのひとつ、"Renew Ⅰ"。
メビウスの輪をより複雑に絡ませたかのような不思議なオブジェ。
一体何で作られているのだろうと、案内の方に尋ねると、グラスファイバーを素材とし、それを巨大な3Dプリンターで出力し作られているのだそうです。
軽さと強度を同時に兼ね備えながらも、成形後の後処理が大変なことと、表面に浮き出てしまうファイバーの繊維跡等の問題から、なかなか取り扱いが難しかったグラスファイバーですが、それを話題の3Dプリンターで成形するとは!
時代が新しく生まれ変わりつつあるのだと、改めて実感したのでした。