なら瑠璃絵(るりえ)の会場マップを見てみると、春日大社への参道の途中に、「ミラーボール」と書いてありました。
普段なら厳かな雰囲気である、神社の参道にミラーボール?
なにやら面白そうなので、新公会堂から足を延ばして行ってみました。
参道に入ると道の両脇に、まるで人魂か亡霊のような光のオブジェが連なっています。
どこか怪しげで怖いなぁ…と思いながら目的の場所へと近づいていくと、やがて地面に鹿の子の形をした光の粒がぽつんぽつんと次第に増えてきます。
上を見たら、ミラーボールが。
真下まで来ると、そこは突如異空間。
暗闇の中、光の粒が地面や石灯籠、周囲の木々に映り込み、まるで宇宙の只中にいるような広がりを感じる不思議な浮遊感に捉われました。
これまでのなら瑠璃絵には無かった面白い演出。
光の奏でるマジックを心の底まで堪能しました。