京セラの二画面タッチAndroid携帯“Echo(エコー)”も革新的でしたが、時を前後して、富士通やNEC、Acer等からデュアルディスプレイ・タブレットが次々と発表されてきました。しかしこのS2では、より説得力のある二画面ならではの提案が盛り込まれています。
その最も象徴的な活用提案が、天板右後方、ディスプレイヒンジの横にプリントされた
“□△×○”の、例のロゴ。
PlayStation Suiteを採用し、PS/PSP的ポータブルゲーム機として使用する時に、下画面全体がソフトウェア・キーパッドとなるのです。
また、メール画面ではソフトウェア・キーボードに。ムービー鑑賞時には操作キーに、縦持ち時には左右見開きの電子書籍にと、その時々のシチュエーションに合わせて、サブ画面のインターフェースが自在に切り替わるのです。
確かにこれは面白い。
しかし唯一のネックはといえば、やはり二画面分となるバッテリーの存在でしょう。
その重さ、ボリューム、電池の持ち。
製品化の際には、どういった解決策を示してくれるのか楽しみです。