バイオノートのアイデンティティー、それが“シリンダーデザイン”。
3月発売の新生バイオノートのシリーズからはとうとうその姿を消してしまいましたが、初代505から脈々と受け継がれる伝統のフォルムは、いつ見ても新鮮。
ディスプレイヒンジの中心と同軸の(505は円柱型のバッテリーとも一体でした)シリンダーの右側面に配置された円形の電源キーは、VAIOだけに許されたスペシャルノートのアイコンとなりました。
毎シーズンごとに、各社から数えきれないほどの似たようなノートパソコンがリリースされる中、このシリンダーエンドのグリーンボタンへと視線がフォーカスされる、稀有なデザインランゲージを有するのは、やはりVAIOだけ。
そのシリンダーフォルムがなくなってしまったのは、本当に惜しい。
いつの日か、更に洗練された装いで復活するのを、楽しみにしています。