GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

iPod Vol.4

2007年08月01日 22時52分12秒 | デジタルガジェット
プロダクトのカタチには、全て理由があります。
持ち易さ、操作性、スタイルなどはもちろんのこと、生産性や安全性、そしてメンテナンスや修理時の分解性などが考慮され、ビスの位置やつめの大きさなど、詳細部分が厳密に規定されたうえで最終のデザインが決まります。
しかしアップルのプロダクトは、全く別の理由でデザインが規定されているのです。
“モノの理想としてどうあるべきか”
これこそがアップルのデザイン定義なのです。
だからこそ、ユーザーが日常使用する上では必要ない、組み立て用のビスを一切見せないビスレス構造であったり、仕上げの美しさのために、パーツの嵌合(かんごう)隙間をゼロにしたり、作り手サイドからでは考えられないほど組み立てにくい条件で、製品が作られているのです。
全ては理想のため。
こうした定義のモノ作りで消費者から賛同を得ている企業は、そう多くはありません。