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SONY WI-1000X レビュー -ワイヤレス性能-

2017年10月27日 22時28分54秒 | デジタルガジェット
WI-1000Xが誇る3つの特徴。それは、ハイレゾ、ノイキャン、ワイヤレス。
WI-1000Xを購入する際に、特に注目したポイントはワイヤレスの性能でした。
ケーブルフリーの快適さは当然のこと、中でも重視したのはBluetoothの接続安定性。
この安定性こそがワイヤレスの真の快適さを決める大きなポイント。結論から言えば
WI-1000Xの安定性、なかなかいい仕事しています!

今から遡ること1年前。当時、ワイヤレスなのに高音質ということでで大きな話題と
なったのが、MDR-1000X。そこで店頭で試聴した際、その音質の高さに驚かされた
一方、かなり頻繁に音飛びや接続エラーが起こりました。多くのBluetoothの
電波同士が干渉する”店頭”という特殊な空間だったとはいえ、これでは実使用でかなり
ストレスが溜まりそうだと思いました。

しかし、他社のワイヤレスヘッドホンを試してみると、音飛びはありません。ソニー
の”LDAC(ハイレゾ級の音を実現するコーデック)”採用機種に多く見られたこの現象。
ということは、LDACに起因することなのかも…と思っていました。そして1年後、
改めてWI-1000Xでその真価を試そうと試聴しましたが、今回は音飛びは一切なく、
その接続安定性に感心したのです。

ワイヤレス接続が安定して使えるならば、ハイレゾ級の音を誇るLDACは、他社に
比べて大きなアドバンテージ。電車内や歩きながら実際に使ってみましたが、音飛び
はほぼ皆無。スペック表には現れませんが、一年間の地道な機能の改善と進化を
しっかりと実感しました。
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