紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

だいどんでん~札幌パフォーマンスカーニバル2014

2014-09-27 06:00:00 | 祭り・イベント



今年もまた「だいどんでん」の季節がやってきました。「札幌のまちをにぎやかに」そんな思いから始まった「だい・どん・でん!」今年で14回目を迎える、誰もが楽しめる札幌のパフォーマンスイベントです。毎年9月の第一週に行われます。今年も、9月5日(金曜)に、前祭が創成川公園と三吉神社で行われました。そして6日(土曜)と7日(日曜)に、本祭が札幌駅前南1条通り(歩行者天国)を中心に、周辺の通り・商店街で行われました。


札幌だいどんでんの特徴は、公式HPによれば次の通りです。

☆パフォーマンスジャンルの多様性
どんなジャンルでも参加可能!毎年様々なジャンルのパフォーマーが出演します。(ジャグリング、パントマイム、ダンス、音楽、歌、伝統芸能、似顔絵、マジック…等々)
☆誰でも参加可能
プロアマ、経験年数、参加人数など問いません!誰でも気軽に参加できるおまつりです。
☆道内屈指の参加パフォーマー数
参加パフォーマーは 100 組 1000 人以上!道内最大級のパフォーマンスイベントです。

事前にプログラムがHPに掲載されていますので、出演時間のチェックが出来ます。また、参加パフォーマーについて概要や演目が一部事前にわかります。と言うことで、プログラム表をプリントアウトして、日時を調べた結果、二日目の7日(日曜)に撮影に行くことにしました。新芸能集団「乱拍子」と津軽三味線の「セ三味ストリート」が出演予定となっているからです。


7日(日曜)の予定表

先ずは、乱拍子の出演予定の8番会場・池内デパート前に向かおうとしたところ、手前の6番会場の札幌パルコの前で、コスプレ、特にロリータファッションに身を包んだ女の子達がたくさん集まっています。何やらパルコの玄関前で写真撮影をしております。乱拍子の演舞が始まるまでの30分ほどあるので、まずはロリータファッションを撮ることに…、関係者らしき人物に聞くところによれば、だいどんでんとのコラボ企画で、ロリカワストリートパーティとして、写真撮影やファッションショーが行われるとか…、写真撮影OKと言うことで、撮らせていただきました。


プロの写真家が、一人(一組)づつ撮影しています。


特に目を惹いた一組でした。


よく見ると…帽子がコーヒーカップになっています。


スマホで自分撮り。

まだまだ撮っていたいところですが、8番会場の「乱拍子」がそろそろはじまります。乱拍子は和太鼓を中心にした演舞で、日本古来から伝わる芸能を、現代に息づく「北海道芸能」を創造しています。道内に限らず、本州はもとより、海外公演もこなしているといいうことでした。


この打ち手の顔の表情が豊かで、太鼓を打つ都度、百面相のごとく変化します。


この方も太鼓をうつときは、表情が刻々変化します。


演舞後半は、日本古来の文化である獅子舞です。


迫力を感じます。


演武終了後は、客席にやってきて、頭をパクリ、無病息災のご利益がありますように…

次は、5番会場の、アイドル「Teamくくれっ娘」へ移動しようとして進むと、妙なものに突き当たりました。周囲からは時折大きな笑い声が発せられています。何事とかと覗くとモップを持った掃除人が座っていまあす。パフォーマー紹介欄には、無重力パフォーマンスとなっていて、彼の世界はまさに無動、そんな世界を味わってみてはどうでしょう、とコメントされています。


周りの子供たちが不思議がって覗き込んでも無動。道行く人が寄ってきて、投げ銭をしました。そして背中を向けた瞬間…


いきなり駈け出して、投げ銭した方の後ろにぴったりつきます。気配に振り返ると、眼前に銀鼠の顔が…周囲が一斉に沸きます。


さて5番会場に着くと、アイドルグループの歌と踊りが始まっています。パフォーマー紹介によれば、普段はそれぞれ派生ユニットで活躍しているようです。今回は全員集合で、一つのユニットとしての活動だそうです。


手を動かす都度、親衛隊も同調して…


それにしても周囲は親衛隊が多い。


白髪頭のオジサンも、くくれっ娘と同じTシャツ姿で、こぶしを突き上げる…、アイドルを見るよりも周囲の親衛隊を見ていたほうが面白い。それにしても、くくれっ娘と同じ色・プリント模様のTシャツ、どこで手に入れたのでしょうね。ひょっとして関係者のサクラかな?

そんなことを思いながら、結局最後まで見てしましました。津軽三味線演奏の「セ三味ストリート」の出番は隣の4番会場で午後3時開始となっています。その間30分ほど時間がありますので、周辺のパフォーマンスや出し物などを見てみました。


さてこれはどこのユルキャラかな?近くのテントブースにパネルがありました。北海道地域限定「EZOCA」エゾカポイントカードクラブとありました。聞いたことが無いような…


これだけ大勢の人出です。もちろん飲食コーナーもありました。その一つに「釧路ザンギ」の移動販売車がありました。ザンギに地名が付いたのも初めて見ました。(なお後日知りましたが、北海道のザンギは釧路が発祥の地と言うことでした)

内地の方には「ザンギ」と聞いても「?」と思うかもしれませんね。鶏肉のから揚げのことですが、通常のから揚げと造り方や調味料等で微妙な違いがあるらしいです。詳しくは、ウィキペディア「ザンギ」を参照してください。鶏肉に限らず魚介類、特にタコザンギも有名です。


子供たちによる一輪車の演舞もありました。流し撮りが今一つでした。

4番会場でのセ三味ストリーの演舞が始まる時間が来ました。でも前の演舞・ジャグリングがまだ続いています。係員が、あと残り3分と書かれたカードをパフォーマーに提示しますが、一向に気にする様子がなく、延々とボールを使った芸が続きます。このジャグリングが終わったのは、15時10分でした。10分もオーバーです。それからさらに津軽三味線の準備ですから、開始までに20分近い食い込みでした。でもいざ演奏が始まると、大きな拍手がわきます。


本格的に始まる前に、余興演奏です。バチに代えて、三角定規を使ったり、QP人形の指で演奏したり…観客を笑に誘い込みます。


奏者が、こういう顔をしたときは大きな拍手をしてくださいと…


落語でいう、二人羽織です。一人がバチを、もう一人が弦を操作します。息がぴったり合っています。


終るとこのパフォーマンス、観客がどっと笑います。


これが肉体派津軽三味線を称する所以、青い服の奏者を膝の上に立たせて演奏、赤が支えます。途中大きな合いの手を入れます。観客の子供にマイクを持たせて…

各会場でのパフォーマンスは、まだまだ午後5時過ぎまで続きますが、当初撮影予定ていたパフォーマーはすべて撮り終えました。予定外のコスプレも撮影できたことですし…





コメント (4)
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