紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

牡丹・芍薬祭り開催中

2010-06-09 06:00:00 | 祭り・イベント
小樽祝津にある貴賓館・旧青山別邸で牡丹・芍薬祭りが開催中です。去年も訪れ、このブログでご紹介しましたが、伝聞・誤った憶測に基づいてご紹介したために記事に間違いがありました。読者の方から指摘があり後日訂正しております。大変ご迷惑をかけたことをお詫び申し上げます。(H21.6.26「旧青山別邸で牡丹・芍薬祭りの最中」)

改めて紹介いたしますと、青山家は、祝津の網元で、明治・大正を通じて鰊漁で巨万の富を築き上げました。この青山家がここ祝津に建てた別荘が、旧青山別邸です。全18室の各襖絵や書は当代一流の画家・書家によるもので、純和風建築ながら大正ロマンを感じさせる洋室や、庭園があります。総建築費31万円で、当時新宿の伊勢丹ビルが50万円と言われていたので、その贅が伺えます。現在は、「鰊御殿・小樽貴賓館(旧青山別邸)」と称されています。


(貴賓館正面の庭園で高島越後盆踊りが披露されている 持ち込まれた鉢植えの花がポツリポツリ見える)

さて肝心の牡丹・芍薬ですが、例によって春先以降の低温・長雨で殆どが蕾のままでした。係りの方によれば、満開は6月下旬にずれ込みそうだとのことです。急遽温室から10数鉢の開花したボタンが庭園に運び込まれましたが、寂しさは否めません。下の二枚の画像は、センターフォーカスフィルターでぼかして撮影しました。





この日(6月5日)は、高島越後盆踊り保存会によるイベントが行われていました。二十数名の踊り子が音頭にあわせて庭園を回っておりましたが、出来れば満開の中で踊って欲しいと思いました。貴賓館にはバスツアー客が次ぎ次と来館されていましたが、なかには外人の方々もおられました。札幌で開催中のAPECスのタッフのウエアを着用した方々が待機されていましたので、関係者かもしれません。





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2 コメント

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センターフォーカスフィルターいいですね! (MahalohA)
2010-06-09 22:14:35
花は残念ですが、こればっかりは仕方ないことですよね。このフィルターって、周りの減光と共に色が少し混じった感じで、トイフォトっぽくなりますね!
花で使うのもいいですが、人物撮影にもいけそうですね。
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このフィルターは… (紅露)
2010-06-09 23:55:25
花や人物でも良いのですが、点光源の多い夜間に使うと、とても幻想的な画像になります。ズームレンズの場合は、ワイド側では丸い穴がはっきり見えてしまいますが、望遠側では、上の花のように使えます。
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