紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

第20回小樽雪あかりの路

2018-03-07 06:00:00 | 祭り・イベント

                                 <ワックスボウルにちりばめられた花や葉も、採取したものを保存して、そのまま使っているとか… >

 

2月9日(金)から18日(日)まで、10日間にわたって小樽運河や旧JR手宮線跡地を中心に、「小樽雪あかりの路」が行われました。1999年(平成11)に始まり、今回で20回目の節目に当たります。そこで、雪あかりの路とはなんぞやと、初心を振り返って見ることにします。以下公式ガイドブックによると…

「雪あかりの路の期間中に会場を訪れる人は50万人にも上る。しかし、このイベントは、規模や人数を誇ってはいけない、とイベントに関わる人は口々に言う。
激動の世の中にあって、訪れた人が「ほっ」と出来たり、ろうそくの灯りに千々の想いをはせたり、煩雑な日常からちょっとだけ離れて、自分を見つめ返したり…
そんなスピリチュアルなイベントであり続けたいと言う。
たとえ時代が移り変わっても、変わらない「人の思い」がある限り「小樽雪あかりの路」は、このままの姿でそこにあり続けるのだろう。」(公式ガイドブックから)

2月15日(木)と17日(土)の2回旧手宮線と運河の両メイン会場に行ってみました。アップした画像も極力ほんわかしたものを選びました。

 


JR小樽駅を出てそのまま運河方面に向かうと、まず都通商店街のこれが目に付きます。

 


さらに進むむと、旧手宮線のメイン会場入り口につきます。行灯型のオブジェの中にはペアの雪だるまがろうそくの炎でピンク色に染まってます。

 


うんよく、韓国から来たという親子連れが記念写真を撮っていたので、頼んで行灯の向こう側に顔を出してもらいました。

 


オブジェの前で、自撮り中の観光客。

 


ん?カップルがシルエットで…

 


カップルもオブジェの一つでした。

 


この時間ボランティアの方々は大忙し。風があればすぐ消えるろうそくの火をつけたり、溶けたオブジェの補修をしたり…。こう言う裏方があって初めて幻想的な雪あかりの路が成り立っているのです。

 

ここでちょいと雪あかりの路実行委員会のある、小樽市立美術館を覗いて見ます。確か雪あかりの路「愛のフォトコンテスト」の入選作品展が行われているはずです。なお、旧手宮線のメイン会場と美術館は隣り合わせで、道路1本向かいが旧日本銀行小樽支店(現金融資料館)なのです。


旧日本銀行小樽支店と信号機。この日も結構寒く、信号機からつららが…

 


過去数年分の入選作品が展示されていましたが、隣の部屋から声が聞こえてきますので、覗いてみると、

 


雪あかりの路実行委員会の委員長である蓑谷氏(昆布専門店利尻屋みのやの専務) が小樽観光と雪あかりの路についてレクチャー中でした。

 


様々なデータを元に小樽市の現状と課題を分析し、将来どうすべきかディスカッションをしたり…。ボランティアの質を上げるにはどういう工夫が必要かなど、興味深く聞きました。現在ボランティアは韓国の学生が中心ですが、彼らが応募してくる動機は①友達がほしい、②外国語を学ぶ、③恋人がほしいと言うことです。現在では、ボランティアOBが、選抜して送り込んでくるのだそうです。なので当初のように、時間になっても来ない、提供された宿泊食事をしてもボランティアに来ない、途中にプイと消えてしまう、と言ったことが皆無になったとか。

 


過去の「雪あかりの路」のポスターも展示されています。

 


さて、再び、旧手宮線会場をふらふら。韓国のボランティアの女性。モデルになってもらいました。

 


ほんわかした気持ちになります。

 


氷を通して周囲に延びる線と影がなんとも言えないほど美しい。

 

ここで旧手宮線会場から、運河会場へと場所を移します。途中「ニトリ芸術村」の前を通ると…


アイスバーがあって、ホットドリンクが並べられています。小雪が激しく降る中、和服姿の女性が…

 


運河会場の浅草橋から撮影。モノクロにしてみました。カラー撮影ですと茶色っぽくなるので…

 


ちょい空がざらざら感がきついですが、高感度のためと、雪がちらついているためです。

 


浅草橋には多くの外国人(殆どは中華系)観光客が記念写真を撮っています。右手に、美人がいたので、ついカメラを右に降ってしまった。彼女も撮られたことを知っていて、にこりと微笑みを返してくれました。これぞ、雪あかりの路の神髄でしょうか。

 

 

 

 

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5 コメント

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氷と光 (ひまわり)
2018-03-08 13:34:39
素敵なロマンチックな風景ですね
関西では決して見れない風景です

信号灯のツララは 暖かいこたつの中で見てても 寒くなります・・・
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テレビの天気予報を… (紅露)
2018-03-08 14:58:52
見ていると、数日前には関東、関西で初夏のような気候だったとか…
小樽も雪解けが始まり、道路はぐちゃぐちゃ、一旦日陰に入ると、がちんがちんでつるつる、とても歩きにくい季節です。
1m以上雪(と言うか氷)に覆われた我が家の花壇から、クロッカスが顔を出すのは3-4週間先です。
今しばらく床暖の上で、ネコを抱いて、冬眠です(笑)。
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雪あかり (さきばっけ)
2018-03-12 20:21:43
先日の暴風雪大変でしたね。
お元気にお過ごしでしょうか?

雪あかりは、いいですね
気持ちが温かくなります。光の色が優しくてお気に入りですが私は作ったことがありません
バケツで作ると聞いたことがありますが
来シーズン試してみようかしら?

https://plaza.rakuten.co.jp/sakibakke/
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先日の荒れた… (紅露)
2018-03-13 08:49:46
天候は、何処の話しだったのと言うほど、拍子抜け。小樽は海に近いせいか、降った雪も全部どこかに吹き飛んでしまうようです。ただ天狗山の麓は大変な様ですが。
テレビでは道内、あちこちで被害が出てるようですが…当日学校も休校で、喜んだのは孫達。遊びに出かけるなんて、不謹慎なことを…
ポリのバケツに水を入れて、一晩外に放置すると、外側が凍り、まん中は凍りません。中の水を抜くと、氷のオブジェのできあがりです。
なお、ブログのアドレスペースとしていただいてますが、出来れば、コメント記入欄の、上から3番目の、「URL」欄にペーストしていただくと、さきばっけさんのお名前とブログがリンクします。
リンクすると、コメント者の、名前をクリックするだけで、その方のブログに、ワープします。
なお、ブログ拝見させていただきました。コメントはそちらにさせていただきますが、宮島沼へは何度か撮りに行ったこともあります。早朝か夕方、とても寒くて平行したことを、思い出しました。
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Unknown (紅露)
2018-03-13 08:51:51
平行は「閉口」でした。
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