このところ、寒暖差の激しい日々が続いていて、体調も芳しからず、なかなか写真撮影には出れません。このブログも、来年2月で、まる15年となります。そろそろ限界かななどと思っています。
さて今回は、例年この時期に開催される「小樽写真研究会」の第32回堂堂展を紹介します。32年前、会の設立メンバーである浅賀、神田、志佐の三氏による「写真は下手でも上手でもいい、堂堂と展示しよう」というところから始まったそうです。
小樽市内の撮影地域を決めて、1年間かけて撮りためた写真を展示しています。今回は、朝里、朝里川温泉、新光、望洋台地域です。この地域内であれば、撮影場所はフリーです。
また、撮影地フリーの写真も展示されています。そしてゲスト参加もあり、今回は小樽商大写真部の作品も展示しています。
なお、堂堂展については、下記アドレスの情報も参考にしてください。
「小梅太郎」(ローカルブロガー)の小樽日記
http://koume-taro.cocolog-nifty.com/otaru/2023/12/post-2d3d46.html
小樽ジャーナル2023/11/29号
https://www.otaru-journal.com/2023/11/post-96880/
今回の撮影エリアは、朝里、新光、望洋台地域です。
何方の作品か忘れましたが、中央右のお祭りに惹かれました。
志佐さんの作品ですが、これだけ多いと目移りし、じっくり観きれませんでした。
アジサイの一生をまとめた作品ですね。
神田さんの作品、右手の茶色の屋根に青い小屋、札幌行きの電車の窓から朝里付近でよく見かけます。漁師小屋だと思いますが、見知ったシーンが出てくると、嬉しくなりますね。
なお、神田さんは、旧手宮線沿いの二段公園傍でジャズ喫茶「Free-Lance」を経営しています。
堂堂展案内状にもなっている林さんの雪景色作品
ゲスト参加者の伊藤さんの作品「Osaka」、道頓堀や「こっちもおいで」などの看板が面白い。
モノクロの作品の中で、パッと目に着いたのが「この犬は、咬みます」の看板、やさしそうな眼をした犬とのアンバランスについ笑いたくなりました。
ゲスト参加の「小樽商大写真部」の作品群、残念ながら見るものを惹きつける力が弱いですね。左上の大通公園でのごみ箱を撮っていますが、もしこれに子供が背伸びして蓋を開けていれば、印象がまるっきり変わりますね。
中央のクリスマスツリーの木、現地でただ撮っただけの写真では見るものを惹きつけないです。時間があるのなら、これに落日を絡めたり、赤く染まった雲を取り込む工夫をしてほしいところ。下の画像を参考にしてほしいですね。
<参考>
午後3時過ぎから陽が落ちて空が赤くなるまで待っていると、画像のような光景になりました。「迫りくる妖雲」と題して、某フォトコンに上位入選しました。
というとことで、堂堂展の紹介を終わりますが、あくまでも私個人の独断と偏見で取り上げたことを、お断りしておきます。