<画面中央の天狗桜は葉桜 手前の桜にカクテル光線が…>
今年の桜前線は、例年以上の速さで通り過ぎていきました。小樽市内では最も遅いと言われた天狗山の1本桜が、5月12日に見に行った時にはすでに散って葉桜状態でした。その数日前までは、FBやTwitter上で盛んに取り上げられていたので、まだ大丈夫と高をくくっていたのが裏目に出ました。
小樽観光協会が出している「おたる さくら マップ」によれば、標高532mの天狗山山頂にある樹齢100年を超えるエゾヤマザクラで「天狗桜」として市民に親しまれています。標高が高いだけに、市内で最も遅く咲くエゾヤマザクラです。
同協会の開花情報では、天狗桜は5月11日時点で満開、見ごろは12日までとなっていましたが…、夜間から明け方の強風雨で、一気に散ってしまったようでした。
☆葉桜状態だった「天狗桜」(5月12日PM6:30頃)
家族で、夕食を兼ねて天狗桜を見に行くことになり、午後6時ころ家を出ました。山頂の駐車場に車を置くと、気球が…
係りの方に尋ねると、熱気球体験は終わりましたとのこと、残念でした。
PM6:40 積丹方面に沈みかける夕陽が、とてもきれい。
天狗桜は、ほぼ葉桜状態。赤いぽつぽつは、ピンクの花が落ちた後の額です。葉もかなり光合成が進み、緑色になってきています。
ということで、一旦館内のTENGU CAFEで夕食にします。
館内は、食事客は我が家族1組だけでした。天狗桜手前の広場には、数組のペアと夜景をとるカメラマンがいました。
夕食後、家族は管内の天狗及びスキー関係の展示を見に、私は再び天狗桜と残雪のカクテル光線ライトアップを撮りに行きました。
天狗桜手前のエゾヤマザクラの木に、次々とカラフルなライトが照射されます。
<おまけのカット ロープウエーの光跡>
H26.5.15撮影(CANON EOS 70D 174秒)
麓駅から撮影 上りと下りが同時に出るので、ゴンドラのテールランプが同時に写り込む。
☆札幌豊平公園にカタクリを見に(5月5日)
5月初めに、豊平公園のカタクリとエゾエンゴサクが見ごろだと、FBなどに載っていたので、行ってっました。
地下鉄東豊線出口から徒歩6‐7分で、公園事務所である「緑のセンター」に入ります。ここには熱帯植物園で見られるような花々も管理、販売されています。
緑のセンターを出て、野草園の方向に進みます。センターを出てすぐに数本の桜かが植栽されています。このエゾヤマザクラは大きく目立ちます。満開を過ぎていました。
さらに進むと、シラカバ樹林と紫陽花の垣根が見えます。上の奥に見えるシラカバ林が、そうです。
シラカバの若葉がみずみずしい。もう少し日数がたつとこの小道の右側は、アジサイの花で埋まります。
さらに進むと、今日の目的地、野草園に着きます。
カタクリとエゾエンゴサクが一面に…、魚眼レンズで多少デフォルメ(枯れかけたしょぼい花が目立たぬように)されています。笑
望遠レンズに、センターフォーカスフィルターを使い、カタクリを切り取ってみました。
同じく、エゾエンゴサクも入れてみました。多少、枯れかけている?気のせいですよ。
さらに小道を奥に進み、園内をぐるりと回ります。
白い桜であろうか、でも樹皮が違うし…
これは梅だ。近くに名札があった。「ブンゴウメ」とある。花は淡い紅色で、ウメとアンズの雑種、とある。
さて、一通り園内を回り、隣接する体育館きたえーるで昼食を済ませ、大通公園に向かいます。
白いライラックがすでに、見ごろを迎えています。(5月5日時点)
紫色のライラックは蕾状態ですが、場所によっては咲いているよです。それにしてもライラックも開花が早い。
そこで心配になるのがここ2年続けて中止となった「札幌ライラック祭り」です。札幌開基100年に合わせ、今年は5月18~29日に行われます。
大通公園5~6丁目会場を中心に、「ライラックカフェテラス」「ライラック吹奏楽祭」ア予定され、7丁目会場の「ワインガーデン」は中止、8丁目会場の「ラーメンショー」は未定とのことです。詳しくは、札幌ライラック祭りで、検索してみてください。