紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

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我流欧州見聞録(5)…スイス・ジュネーブへ

2020-03-13 21:11:51 | 日記

                     <ジュネーブ大学の構内をよぎって、国連村(各機関が集中)に向かいます>

 

欧州5か国目はスイスです。スイスと言えば、永世中立国、国際機関の本部が集中する国、アルプスのふもとの国など平和を強くイメージする国です。首都のジュネーブは、レマン湖のほとりの美しい街です。人口は約19万人で、チューリッヒ(約39万人)に次ぐ第二の都市です。周知のように、スイスはフランス、イタリア、ドイツに接しており、言語も、フランス語、イタリア語、ドイツ語とローカル語のロマンシュ語の4か国語が公用語となっています。首都ジュネーブはフランスと接していることもあってか、フランス語圏です。なお、EC、その後のEU統一後も、加盟しておりません。(今回の{我流欧州…」は、2013年に掲載したブログのリメイク版です)

 


レマン湖は、三日月型をした湖で、約5分の2がフランス領で、残り5分の3がスイス領になっています。

<参考>レマン湖(ウィキペディアから)

ジュネーブは、三日月型の湖の右下になります。

 


湖畔には、プラタナスの街路樹が続いています。街路樹の右側に道路がありますが、道路を股いで反対側に出てみると…

 


広い公園(庭園?)があってイチョウの落ち葉がとてもきれいでした。

 


手入れがされていてきれいな庭園でした。周囲に柵や塀がなかったので公共の公園と勘違い。つい中に数歩に入って写真を撮っていると、建物から老婦人が出てきて、何か大声で怒鳴っているようでした。多分、庭園から出なさいとでもいったのでしょうか。慌てて庭園の外に出ました。

 


ILO(国際労働機関)や、最近のコロナウィルス報道で盛んに登場するWHO(国際保健機構)を訪れるべく、ジュネーブ大学の構内を横切っていきます。11月14日は日曜日と言うこともあって、閑散とし一人にも出会いませんでした。大学も休みで学生にも出会いませんでした。

 


構内には、宗教改革の記念碑が立っていました。どれがマルチン・ルターで、どれがジャン・カルヴァンかわかりませんが…

 


哲学者、ジャン・ジャック・ルソーの住居。現在は博物館になっているという。ヨーロッパの街には有名人の住居跡にこのようなプレートが掲げらえていることが多い。


街中で時折見かける不思議なポスター。熊が鳥を串刺しにして、炎を吹きかけている。

 


駐車場の車の、バックナンバープレートです。EC(EU)諸国は統一した横長のナンバープレートを用いています。この車(フィアット)にも取付用の小穴が見えます。またスイスのナンバープレートには、国旗のマーク(赤地に白十字)と州のマークが用いられています。GEはジュネーブ州のことです。その横のマークは、州旗になります。

 


ナンバープレート左横のローマ字CHに注目してください。これはスイスを表しています。スイス連邦国のラテン語の国名「コンフィラディチオ・ヘルベチァ」の略です。なおイギリスは、連合王国のUK、スペインがE(エスパニョール)、ドイツはD、フランスはFを用いています。ナンバープレートの横にこれらの文字がシール付されています。日本でも、EUから中古車を仕入れたときに、時々横長のナンバープレートを見ることがあります。そこにある頭文字から元の国名がわかります。

 


翌朝11月15日、モンブランの麓の街シャモニーに行くために、バスで一旦スイスからフランスに向かいます。15分ほどで国境に到着、スイスはEC加盟国でないので一応チェックがありますが、ガイド氏が、人数分のパスポートを提示するだけ、1分も待たずに、OKサインが出ました。

 


ここシャモニー自体は海抜1800mあまりの高地、寒い、寒い。

 


午前10時発のケーブルカーで出発、約8分で標高2300mの中継地に到着。

 


第2ケーブルカーが出発、途中何度も5-6分間停車して気圧調整。終点近くでは、まさに垂直に上がる感じで、展望台地点に到着。目指す、エギーユ・デュ・ミディ(3842m)は猛吹雪と氷点下20数度のため、全く見えず、展望台で、コーヒーを飲んだだけでした。

 


午後4時過ぎ、ふたたびジュネーブに戻り、ショッピングセンター「バレクサート」を視察。

 


1Fは総合スーパーで、2Fは専門店が入居。このときはX'masが近いこともあって、いたるところにそれらしき飾りポスターが貼られていた。商品の価格的には、ほぼ日本と同じようなもの。ちなみにCD1枚=29SF(スイスフラン)=2060円。ただし安売りコーナーがあって、1枚10SF=710円。私はここで、フィルムを購入。ASA200、36枚撮りのカラーフィルム4本パック=17.60SF=1250円。ちなみにメーカー名を見ると、Made in EC by Fuji Photo Film と書かれていた。

 


夜は駅近くのレストランで、焼き肉料理でした。

 


翌朝コルナバン駅からフランスリヨン駅に向けて出発。同駅にて出国、入国手続きをするが、パスポートコントローラーを通すだけの簡単な手続き。

 


フランスが誇る新幹線TGV。午前9時半にジュネーブコルナバン駅を出発。約4時間で、パリリヨン駅に到着。6か国目のフランスが最後です。

 

 

 

 

 

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