紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

さっぽろ雪まつりを撮りに

2020-02-21 10:58:24 | 祭り・イベント

                      <大通2丁目会場のTVアニメ「ゴールデンカムイ」のARマッピング>

 

第71回さっぽろ雪まつりが、大通会場を中心に、2月4日(火)から11日(火・祝)まで行われました。当初極端な雪不足や新型コロナウィルスの発生で、開催が危ぶまれたものの、雪不足は遠く滝川・深川方面から大型ダンプで運搬、会場に運び込むという苦労があったようです。またコロナウィルスについては開催間際には北海道には及んでおりませんでした(注)。とはいえ中国および中華圏からの観光旅行客の減少で、来場客はかなり落ち込んだようでした。
(注)2月20日の報道で、さっぽろ雪まつり事務方関係者に、コロナウィルス発症者が出たとの報道がありました。

そんな中、2月10日(月)大通会場に行ってみました。なお、雪祭り会場は3カ所に分かれていて、大通会場とすすきの会場は2月4日から11日まで、つどーむ会場は1月31日から2月11にまででした。メインの大通会場は、大雪像5基+プロジェクションマッピング4か所、すすきの会場は氷像60基、つどーむ会場(東区のスポーツ交流施設)は雪像22基+チューブスライダー等、となっています。

昨年、一昨年のプロジェクションマッピングが素晴らしく、今年も期待して撮影に行ったのですが…。なお、1丁目会場=スケートリンク、3丁目会場=フリースタイルジャンプを省略して、2丁目会場のゴールデンカムイの雪広場から見ていきます。

 

☆2丁目会場 ゴールデンカムイのARマッピング
明治時代末期の北海道各地を舞台にした砂金をめぐるサバイバルTVアニメです。(詳しくは、当ブログ2016年8月21日付「小樽の夏は…」およびウィキペディア「TVアニメ ゴールデンカムイ」参照のこと)

 


会場入り口の部屋で、あらかじめARゴールデンカムイマッピングの楽しみ方の説明がありました。スマホで、QRコードを読み込んで云々と言われましたが、スマホの操作ができない方でも、アイパッドを貸してくれます。操作手順もすべて係員が指示してくれます。
「AR」という聞きなれない言葉が出てきますが、「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳される。実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”というものだそうです。

 


実際の雪像は、このとおりですが…

 


セットしたアイパッドを合わせると…画像が飛び出してきます。TVアニメで放映された、第1期、第2期分をところどころ振り返っています。10分ほどで終わりですが、結構面白い。なおTVアニメ版は、第3期分を製作中とか…

 

☆4丁目会場・STV広場の大雪像+マッピング
ALL IS ONE~世界の始まり、アイヌ物語~アイヌの天地創世神話の一つだそうです。内容については下記をお読みください。

 



 


アナウンスで、アイヌの女神が云々と説明がありましたが、よく解りませんでした。

 

☆5丁目会場 道新・雪の広場 世界を目指して駆けるサラブレッド
北海道はサラブレッドの一大産地です。数々の名馬が北海道から輩出、フランスのロンシャン競馬場で行われる「凱旋門賞」という世界の最高峰を目指して、制覇するのが馬産地の夢でもあります。

 


後方に見えるのが、パリの凱旋門、その前の赤い軍服は、ナポレオンでしょうか。

 


マッピングが少しずれているのは、ご愛嬌と言うことで…

 


アニメに疎くて、何のショップかわかりませんでした。

 


これも、???

 


6丁目会場は、食の広場になっており…

 


いろんな店が出ております。

 

☆7丁目会場 HBCポーランド広場 ワジェンキ公園の水上宮殿とショパンの像
2019年に日本と国交100年を迎えたポーランド共和国をテーマに、首都ワルシャワのワジェンキ公園に建つ水上宮殿とショパンの像がライトアップされています。

 


ショパンの像が、洩れてしまいました。

 


これもアニメの一つなんでしょうか?

 

☆8丁目会場 雪のHTB広場 「ウポポイ」・アイヌ民族共生象徴空間4月24日 白老町にオープン

 


よく解りませんが、アイヌの歴史や文化を主題とした民俗博物館「ウポポイ」の宣伝のようでした。

 

☆11丁目会場 国際広場・雪像コンクールと雪ミクコーナーです。
なお、9丁目会場の市民雪像と10丁目会場のサザエさん一家の雪像については省略いたします。

 


国際雪像コンクールで優勝したのは、タイのチーム「地球の未来を私たちの手で守ろう」でした。

 


準優勝 は、インドネシアチームの「絶滅危惧種オランウータン」でした。

 


手前の雪像は、モンゴルチームの作品で「マザー・ネイチャー」です。自然を表わす女性の姿を雪像にしたそうです。

 


同じ会場の雪ミクコーナーも今年は観光客も少ないようでした。昨年は、雪ミク関連の物販コーナーも売り切れ続出、長蛇の列でしたが…

 


例によって雪ミクの小雪像、今年は、これより前は不可のロープが張られていませんでした。3-4人の初音(雪)ミクファンが、ラッキーとばかりに、盛んに撮影していました。

 

全体的に、ずいぶんとアイヌ民族に扱った雪像+マッピングが多いのに、多少戸惑いを感じました。昨年ラグビーが大活躍の年だったにもかかわらず、市民雪像のごく一部にしか見られませんし、オリンピック開催年なのに、同関連雪像が全く見られなかったのは、意外でした。あくまでも個人的な感じですが…。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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