<マトリョーシカを売るロシア美人に写真撮っていいと聞いたら、チョコを買ってくれたらいいよと流ちょうな日本語が…>
今年で69回目を迎える札幌雪祭りが、2月12日閉幕しました。メインの大通会場(会期は5~12日)と東区のツドーム会場(同1~12日)を併せた来場者数は、過去3番目にに多い254万3千人とのこと。大通り会場は昨年より4万6千人減の187万4千人でした。中華圏の春節と重ならなかったことから、客足が今一つ伸びなかったようです。2月9日(金)に大通会場と、北海道開基150周年記念イベント開催中の北海道庁の写真撮影に、行ってきました。
事前に北海道新聞に雪まつり情報が載っておりましたので、ライトアップや、プロジェクションマッピングを行う雪像を中心に撮影してきました。大通会場はテレビ塔のある西1丁目から西12丁目まで約1.5kmにわたって、12ブロック続きます。とても全部詳しく取りあげられませんので、主なところを中心に取り上げます。
☆2丁目 道新氷の広場
北海道命名150周年記念のバースディケーキが氷像で表現されました。
ちょっと分かりにくいですが、中央のケーキの周囲を、ナキウサギ、エゾリス、ヒグマ、キタキツネ、エゾシカ達が取り囲んでいます。
インドからの留学生の二人(麦酒持ってる方とスマホ撮影してる方)、盛んに綺麗、綺麗、北海道寒いを連発してました。九州大学で物理学を学んでいるとか…
こちらも女性3人と男性1人の外国人留学生達。
休憩場、飲食屋台を挟んで3丁目側には、恒例の札幌競馬場の中氷像が並んでいます。去年まではプロジェクションマッピングで迫力十分だったのですが、今年は、音声と光だけでした。
2丁目会場の飲食スペース、この向かいに簡易建物の休憩所があります。そこを覗くと…
壁3面に、道内の有名スポットの大きなポスターが張り出されています。美瑛の青い池の前に、見覚えのあるおっさんが双眼鏡を持って…タモリだ。でも何か違和感が…(次の画像)
そうです、屈斜路湖の展望台に座っているのは、タモリのミニチュアです。
ここの道新氷の広場に、もう一つ面白い雪像がありました。赤塚不二夫の「おそ松くん」。誰もがテレビや漫画で見たことがあるはずです。この六つ子の兄弟が繰り広げるナンセンス漫画と、もう一つ「天才バカボン」が有名ですね。なお画像右手の案内板には「おそ松さん」となっていますが、後年漫画に復活したときの呼び名が「おそ松さん」でした。
☆4丁目 STV広場
大雪像「ファイナルファンタジーXIV」白銀の決戦、昭和62年に日本でリリースされた人気ゲームで、ドラゴンクエストに並ぶ人気を博したことはご存じの通りです。私自身は初期の頃、テレビ画面で娘達がプレイするのを見たに過ぎません。どちらかというと、ドラゴンクエストの方が人気があったような…
プロジェクションマッピング投影前の雪像をよく見てみましたが、どういう場面なのかさっぱり分かりません。
投影された方が立体感が出ますね。さらに進むと…
やはりスト-リを知りませんので、今ひとつ分かりませんでした。音と画像はものすごい迫力でしたが…
☆5丁目 毎日新聞氷の広場
この広場には東サイドに、ふれあいアート広場として、大雪像「バーンスタインが残した音楽祭Pacfic Music Festival」があります。ミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」の作曲者としても有名なバーンスタインが創設したPMFが毎年、夏の1ヶ月間、札幌で開催されます。
PMFは、世界中から選抜された若手音楽家を、一流の音楽家達が指導・共演する国際音楽祭です。(パンフレットから抜粋)
バーンスタインがPMFに込めた平和への願いが映像と共に、歌われます。
一方5丁目西広場には、「台湾 旧台中駅」が氷像として再現されました。旧台中駅は1917年に建設されたレンガ造りの歴史的建造物です。
この舞台では、音楽祭や歌等の披露が行われます。
☆8丁目 雪のHTB広場
奈良薬師寺大講堂の大雪像があり、プロジェクションマッピングが行われます。
実際の薬師寺の大講堂は、718年度重なる火災で焼失しましたが、昭和43年から復興が始まり、平成15年に大講堂が復元されました。正面41m、奥行き20m、高さ17mの雄大な木造建造物ですが、それを縮小して雪像でここに再現しました。(パンフレッタから)
何とも言えない素晴らしい表現。
仏像が入れ替わり立ち替わり…
☆10丁目 UHBファミリーランド
手塚治虫生誕90周年記念オールスターズと題して、鉄腕アトム、ジャングル大帝、リボンの騎士などが画像や雪像として登場します。
昔懐かしい漫画が一杯
解説の一部 なお、雪像はライトや色の関係で識別しにくく、アップしませんでした。
なお、西11丁目国際広場の「国際雪像コンクール」、同会場の「雪ミク 」について、また北海道庁の赤レンガ庁舎をバックに行われた、北海道開基150年プロジェクトマッピング等については、次回以降取り上げる予定です。