紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

三寒四温~散歩道に見る時の移ろい

2017-03-13 06:00:00 | 今週の一枚

                        

 

このところ雪解けが急速に進んできました。春の兆しが一段と強まる中、時には寒さがぶり返し、牡丹雪が降りしきる日もあります。三寒四温が続いて、やがて本格的な春の到来かと…。やっと床暖&炬燵から抜け出せると思うと、気分もよくなってきます。毎朝イヌの散歩で近場を30分ほどかけてゆっくり回っていますが、周りの状況は急変というか緩慢というか、確実に変化しているような…感じがします。

その一つは、メルヘン広場を訪れる観光客も、中国、台湾、韓国から、タイ、インドネシアなどの東南アジアの国の方が多くなってきたような気がします。もう一つは毎朝通るイヌの散歩道にも、古い建物が取り壊されり、新たな建物が出来たりてしています。

 


メルヘン交差点にやってきた大型バスから降りたのは、南国タイからの方々。降りしきる雪を珍しそうに…

 


我が家のイヌが被写体。イヌは「写真に撮られてもいいかな?」なんて振り返っているのかな。こうしたきっかけから、彼の国の方々とぎこちない会話が始まります。イヌも観光に一役買っている、なんちゃって…

 


この日、3月10日(金曜)は結構寒く朝から牡丹雪がひっきりなしに降ってました。 

 


臨港線を越えて久しぶりに勝納臨海公園に行ってみます。公園はかなり雪が融けて…いるはず。画像は臨港線(札樽高速道出口から運河へ)と小樽縦貫線(東小樽~手宮間)との間の中央埠頭の勝納川付近。

 


大粒の牡丹雪がひっきりなしに降ってはすぐ融けて行く。臨海公園に行く途中の勝納大橋で。

 


あれれ、溶けているどころか積雪7-80cmのままだ。ただ雪面が固く、埋もれることもないので歩くのは大丈夫。

 


この画像を見てわかる方は…まずいないかと。かつて使われていた大型ブイ(船舶係留用)の表面です。今は臨海公園にオブジェとして残っています。

 


左が大正から昭和にかけて使われていたブイです。岸壁が整備されるまで沖に浮かべられたこのブイに大型船舶が係留されていました。

 

翌3月11日は、一転朝から快晴。青空が広がって気持ちのいい散歩日和です。


前日とは打って変わって暖かく、雪解けが進みそうな一日です。

 


メルヘン広場にはカラフルなウェアの観光客が集まり始めました。数日前までの汚れた雪を、新雪が覆って綺麗に見えます。

 


入船高架下横にあった、長年空き家となっていた旧喫茶店「カントリーハウス」と、信和自動車整備工場の解体作業が始まるようです。整備工場はすでに5-6年前に移転しており、閉鎖されていました。JRが撤去作業に乗り出したようです。(3月5日撮影)

 


すでに撤去作業が始まりました。(3月7日撮影) 撤去後はどういう設備になるのかわかりません。南小樽駅にも近く交通の便がいいので駐車場になるのかも…。

 


消えるものあれば、新しく出来るものもあります。前掲のカントリーハウスの高架を挟んだ反対側にはケアホームが出来ました。オープンは昨年の6月でしたが…。またつい最近もこの通り(旧住初町通り)の三本急坂近くにも、かなり大きなケアホームが出来ました。旧伊藤木材の空き地でしたが、50年ほど前の学生時代に、ここの空き地で、近所の子供たちとキャッチボールしたのを思い出します。

 


某医院の院長の自宅と言われていれる、白亜の御殿が完成まじか。この数軒左隣には、小樽でも老舗の製餡工場がありましたが、工場主の高齢化で廃業、その跡地にこの医院の駐車場(20台近いスペース)が出来ました。

 


以前取り上げたインスタントラーメンの「アニ麺」ですが、最近移転したのか廃業したのか…。現在は看板はありません。画像はH28年正月に撮影したものです。 

 


さらに散歩道を進んで、双葉中学・高校横の坂道を上ります。溶けた雪が轍に沿って坂下に向って流れ出しています。この時期はイヌの散歩がとても大変。イヌ自ら跳ねた泥水で、手足が泥だらけになるからです。

 


ン?何か言った?量徳橋(高架橋)の歩道と車道の間にはいまだ2m近い雪山で覆われています。

 


若い女性の格好も春らしくなってきました。ポカポカ陽気に、マフラーを外しても寒くないようです。

 


オマケの一枚は、三本木急坂の上から小樽港を見たカット(HDR加工)です。海も今までの鈍(ニビ)色からかなり青さを取り戻してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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