紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

第34回さっぽろホワイトイルミネーションを見てきました

2014-12-25 06:00:00 | 祭り・イベント


12月14日(日曜)に今年で第34回目となる「さっぽろホワイトイルミネーション」を撮影してきました。1981年(昭和56年)12月12日に「ホワイトイルミネーションさっぽろプラザ」の名称で、大通公園2丁目を会場として1048個の電球が飾られたのが始まりです。真偽のほどは定かではありませんが、日本初の大規模なイルミネーションとも言われています。

その後会場規模を拡大し、大通公園の西1丁目から8丁目(今年は3丁目まで)をメイン会場に、札幌駅前通り(北5条から南4条)、南1条通り(西1丁目から西3丁目)の3か所で行われています。なお開催期間はそれぞれ会場によって異なりますが、メインの大通公園は、11月21日から12月25日までとなっています。また協賛行事として、西2丁目会場では「ミュンヘン クリスマス市 in Sapporo」が、11月28日から12月24日まで開催されています。

さっぽろホワイトイルミネーションは、2011年(平成23年)までは西5~8丁目(光の森)までが会場でしたが、2012年(平成24年)には、折からの電力不足・節電の声もあって、西4丁目までに縮小されました。そして今年は西4丁目が工事中と言うこともあってか、西3丁目までに縮小されてしまいました。したがって、目新しい企画もなく、なんとなく寂しさを感じるものとなってしまいました。

せっかく札幌まで撮影に行くわけですから、このところ足が遠のいていたサッポロファクトリーまで足を延ばすことにしました。FB友のTさんが11月上旬にファクトリーのツリーを紹介していて、久しぶりに撮りに行きたくなったこともあります。


<サッポロファクトリーはクリスマス一色…>


中庭には相変わらず、煙突によじ登ろうとしていているサンタが…レンガ色のこの建物は、旧開拓使麦酒工場(のちのサッポロビール)だった頃のものです。


アトリウム内に設置された高さ15mのトドマツに、さまざまに電飾された光が、華やかに輝きます。クリスマス気分が一層強まります。


その一部分を拡大してみると…


センターフォーカスフィルターでさらに幻想的に…


誰もがカメラを向けたくなります。


再度、センターフォーカスフィルターで周囲をぼかしてみると…


アトリウムの天井を見ると、ミラーボールのさらに上部に、巨大ツリーを反射した球体が、異空間にいるような錯覚に陥りました。


カップルがツリーの美しさに…


ズーミングでさらに幻想的にしてみました。

まだまだ撮影していたいところですが、大通公園のホワイトイルミネーションも気にかかります。


<大通公園会場は狭くなったためか、見ごたえが今一つ…>

テレビ等のある西1丁目及びミュンヘンクリスマス市の行われている西2丁目会場のイルミネーションは、ここ数年来同じで、目新しいものがありません。クリスマス市は、クリスマス雑貨の販売にとどまらず、ドイツ風食べ物や飲み物も販売されています。大勢の観客で大変なにぎわいを見せています。


色んなクリスマス雑貨が並べられ、中にはLEDで電飾された物もあります。」


なぜか、その一角に、マトリョーシカが並べられ、ロシア美人が目を惹きました。


食べ物屋さん、飲み物屋さんが大繁盛、広場の中央にはビニール製の簡易テントが張られ、寒さしのぎになっています。


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さて西3丁目会場を見ると、ピンクに輝く「ライラック」のオブジェのほか丹頂鶴が天の川をかけるイメージの「クリスタルリバー」「イルミネーションゲート」等があります。


イルミネーションゲートの前には、カップルや親子連れが長蛇の列。この日はプロが撮影した写真が無料でもらえるらしく、この列となったようです。


毎度おなじみのクリスタルリバー、写真撮影用の展望台まで、ここも長い列。


センターフォーカスフィルターで幻想的に撮ってみました。


ライラックのイルミネーションを前に…こういう撮り方もあったんだね、外国人カップルでした。

さて期待に反して目新しいスポットがなく、腹がすいたところで、JR札幌駅へ向かおうとして、北洋銀行前のイルミネーションに目が退かれました。


銀行のガラス窓に反射して一層綺麗に輝いて見えます。


歩道側から大通り公園方向を見ると…


再び、センターフォーカスフィルターの出番。


幾分ズーミング気味にシャッターを切ると、花のようにも見えます。


これでおしまい、と言うには何か物足りない気もします。そこで今回は設置されていませんが、従来常設的に展示されていたイルミネーションをいくつかアップしておきたいと思います

<平成19年~21年ころ常設されていたイルミネーションの一部>


すずらんです。多重露光しています。ただCANONのデジタル1眼カメラには、どういうわけか多重露光機能がありませんでした。最近の機種EOS70Dには多重撮影機能が付いていますが、当時はソフトで二枚の画像を重ねるしかありませんでした。この画像はEOS7と言うフィルムカメラの多重露光機能を使って撮影しています。


雪だるまとサンタクロースも常設のオブジェでしたね。ソフトクロスフィルターで、点光源に光条が出るようにしました。


西5丁目広場以降にこのような光の森があったことを記憶されているのではないでしょうか。


西8丁目の、最後の広場にあった「好きですさっぽろ」のオブジェです。
コメント (4)
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