紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

冬の定山渓道路を通って…

2011-12-23 06:00:00 | 写真
今週の日曜日、18日に札幌道新ギャラリーで行われているニッコール札幌支部展を見に行ってきました。私自身はニコンカメラとは無関係ですが、フォートピアの会員でもある写友のK氏が出品していると言う事もあって、他の会員と一緒に見に行くことにしました。せっかく札幌に行くのであれば、定山渓道路を経由し、ついでに円山動物園に寄ろうということに決定しました。

小樽朝里から道道1号線を進みます。朝里峠を越えると俄然雪が多くなり、札幌国際スキー場を経過するころには積雪は2mを大きく超えているようです。道道左斜面では、松の木に覆いかぶさった雪がきれいな模様になって見えます。積雪で道幅が狭いため、注意しながら車を止めては撮影しながら進みます。


(朝里峠を出ると、こういう風景が延々と続きます。)


(雪をかぶった松が幾何学模様となって…)


(定山渓ダムの向うに切り立った岩山の天狗山=1145mが見えます。スイスのマッターホルンに似ています。寒いのでズルして車中からパチリ)


(やはり車外に出て撮ってみました。この山だけ周囲の山と違って木の生えていない岩山です。)

さらに進み、定山渓温泉街の手前で、道道1号線から分かれる95号線を豊羽鉱山方面に進みます。豊羽鉱山は産出量の減少等から、平成18年3月に閉山されました。今は閉山後の施設の解体処理等が徐々に進んでいるようです。なお、この95号線は定山渓温泉街で豊平川に合流する白井川に沿っております。最初の橋で川を覗くと、川沿いに絶景が見られます。


(雪がなければ、目に止まらない風景ですが、真っ白だと何となく絵になりそうで…)


(来た方を振り返ると、日がさしてきて…。電線に雪が積もっている。)


(雪の造形が…)

定山渓の温泉街に到したのが昼頃でした。食堂を探しましたが、時間がもったいないという意見に従い、コンビニで弁当を購入。車中で食べながら次の目的地、円山動物園を目指します。小樽に住みながら、円山動物園は初めて訪れました。年間パスポートが1000円と表示されていますが、当日入場料は600円とのこと。なぜかこのアンバランスを気にしながら入場しましたが、結論を先に言えば、一度で十分ということです。写真撮影には不向きな作りで、ただ展示しているという感じがしました。旭山動物園との大きな格差を感じました。


(サル園で、なぜか雪をむしゃぶりつくサル)


(アンタ、しつこいわね~、と顔を叩かれるオスざる)


(よく見ると、鼻水を垂らしているオオカミ、何か情けない格好だ…)


(今春生まれたシロクマの子供、母熊におっぱいをねだっている。)

きりん、カバ、虎などの猛獣館も訪れましたが、清掃や換気が行き届いていないのか、異臭がします。おまけに、暗いうえに、柵や仕切りが邪魔で撮影がほとんどできませんでした。早々に円山動物園を後にして、道新ギャラリーの作品展に向かいました。

北海道新聞社のギャラリーは、スペースの半分が道展審査会員・加賀谷先生指導のニッコール札幌支部会員の作品40点ほどが展示されていました。仕切りの隣が、加賀谷教室の生徒さんの作品40点ほどが展示されていました。結構知っている方の作品もありました。なお、出品者の了解が取れませんので掲載は割愛させていただきます。

4時半過ぎにギャラリーを後にしたときには、ホワイトイルミネーションの明かりが灯されていました。しかし全員疲れが出たのか、このまま帰ろうということになり、ビル街のイルミネーションを撮りながら駐車場のある札幌駅に向かいました。


(北洋銀行ビルとテレビ塔)


(北洋銀行ビルのガラス窓に映るイルミネーション)


(ご存じ時計台)


(時計台と同じ通りにあるビジネスホテルの前)


(札幌駅前通り、かつてはとおりの中央に木があって、それにイルミネーションが取り付けられていた。)


(夜のJRタワー)

なお、札幌市内のイルミネーションの画像はすべて、CASIO Z3000による「HDR ART」撮影です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする